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直接対話

「経営を見るオンナの目」 平成18年11月号





経営情報誌掲載コラム
福岡県中小企業振興センター



インターネットは確かに便利です。たとえ遠くにいる人であっても瞬時に連絡を取ることができます。しかし、万全ではありません。やはり相手と直接会って話すことも時には必要だなと感じます。

私どもはオーダーメイドのかつらを取り扱っていますが、その仕入れ元は海外の工場です。普段のやり取りは、メールやWEBサイトを使ってPDFファイルや写真を交換することで意思の疎通を図っています。通常業務においては何の問題もありません。

ただ、新製品の開発や、製品の細部にクレームがあったりすると、どうしても細かなニュアンスが文章や写真だけでは伝わらずにイライラすることがあります。

ちょっとしたことを説明するにも、写真を違う角度から何枚も撮り、文章でああでもない、こうでもないと説明しようとするのですが、なかなか伝わらなかったりします。ひとつのことを相互理解する為に要する時間もかなり長くかかってしまい、大仕事だったりします。

やはり、そんなときは直接、工場の担当者と会って、実際の製品やサンプルを目の前にして話すことが一番です。数秒でお互いの意図を承知をすることができます。

しかも、目の前でその相手が言っているちょっとしたことが糧となり、新しいアイデアが閃いて、大きな前進に繋がることもあるのです。

おまけに、相手の担当者と一緒に食事を取りながら、プライベートなことも話してみると、とても親近感がわき、今後の仕事が円滑にできるようになるよう思います。

実は、今、私は韓国に仕事で出張しており、ホテルでこの原稿を書いています。

ネットは、とても利便性の高い道具ではあるけれど、万能ではないです。今回つくづく実際相手に会って直接対話をすることの重要性を感じています。ネットとリアルのコミュニケーションを両方うまく使わなければならないですね!

(締め切りの過ぎた原稿を瞬時に送れるネットも、やっぱりかなり便利です!)



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