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インドネシア かつら工場訪問記 4

カツラ作りの視察


かつら工場訪問記
カツラ工場2


実は、中国・韓国の工場はいくつも視察したことがあるのですが、このインドネシアの工場にやってきたのは初めてです。

工場長さんからは、私たちWithが視察に来るのを心待ちにしていたといわれました。

Withは、この工場の責任者にいわせるとダントツでうるさいそうです。世界のどの国のどのかつら会社よりもいろいろ注文をつけてくるそうです。

しかし、このかつら工場は、その要求に応えようと努力するのです。製品開発も、私たちWithが出したアイデアを実現するため工場側でもいろいろ案を出し試作をいくつも作ってくるのです。

また、Withでは、本社の製品チェックの段階でカツラに問題がある場合は、はねて戻しているのですが、この頃、かなり不具合が減ってきているように思います。努力しているのがよくわかります。

多分、自分たちはこんなに細かく管理している、チェックを度重ねて行い、品質向上に努力しているという姿を、直に私たちに見せたかったのでしょう。

(また、こんなに大変な作業をしているんだよと訴えたかったのでしょう!気持ちはよくわかりました!)

確かに、韓国人の工場長さんは神経質そうな注意深い感じの方でした。また、工員さんも熱心によく働いていました!

仕事中の私語は全くなく、黙々と作業をしていました。その真面目さに心から感激しました。


インドネシア・中央ジャワのちょっとはずれにある工場です。

かつら工場訪問記
カツラ工場0


工場は整理整頓が行き届き、とてもきれいでした。髪の毛でさえ、あまり落ちていません。今までに見てきた中国工場よりもずっときれいでした。

かつら工場訪問記
カツラ工場1


細かい作業をする女性達。工員さんは、約400人いるそうです。




一つ一つ毛を植えていきます。神経のいる仕事です。感服です。

なお、インドネシアでかつらは作成はしていますが、かつらに仕様している人毛は、中国人の髪の毛がほぼ100%です。やはり日本人の毛は、中国人の毛に似ていますので。

髪は輸入して、カラーリングなどの調整を行ってから手植えしています。

かつら工場訪問記
カツラ工場3


毛をそろえるために、センバコキみたいなもので、毛をといています。白髪を入れる場合にもまばらになるよう調整します。

かつら工場訪問記
カツラ工場4


Withのラインの班長さんです。オーダーシートの指定どおりになっているかチェックします。

かつら工場訪問記
カツラ工場5


工場全体のマネージャーさんがもう一度最終チェックをします。

かつら工場訪問記
カツラ工場6


型にあわせて、かつらの土台のベースを作成しています。オーダーメイドなので、一つ一つ作っています。

かつら工場訪問記
カツラ工場7


ベースを整え、ミシンで型を作ります。

かつら工場訪問記
カツラ工場8


染色作業もこの工場で行っています。毛染めは、全体の色をまず染め付けます。必要なときは一部をまた染め直しします。

かつら工場訪問記
カツラ工場9


私は、工場を訪問して心から安心しました。そして感心しました。よくやっているなと。

毛染め、土台作り、ベース生地作り、毛植え等々で10回くらい途中チェックやっているそうです。

失敗すると、結局、作り直しを要求されるので、損をしないように何度も何度もチェックしているそうです。

Withの仕事は大変ですが、勉強になるし、全体の品質向上につながるといってもらえました(シブシブでしょうが)。


かつら工場訪問記
カツラ工場10

工場の中央部です。

バイクがたくさん止まってますが、多くの人がバイクで通ってきているそうです。乗り合いをしたり、ご主人に送ってきてもらったりしているとのことです。

結構新しい立派なバイクが多かったです。

ちなみに、工員さんが働きだして給料でまず買うもののベスト3は、1.バイク 2.テレビ 3.カラオケなんだそうです。

1、2はいいとして、3のカラオケはびっくりでした。

イスラム教徒の方が多いので、お祈りルームが別にあるそうです。

また、昼休みには、自分の席の下でもお祈りをしている工員さんもいました。

ベール(ジルバッブ)をかぶっている人もちらほらです。ほとんどの人が制服のTシャツを着ていました。

8時始業ですが、10時に休憩時間があり、持ってきた朝ご飯を食べる人も多いとか。昼休みには、ナシゴレン(焼き飯)等のお弁当を売る屋台が工場の前に来るそうで、お弁当を持ってきてない工員さんに人気だそうです。


現地工場の責任者は、韓国人の男性です。

もう10年もこの工場で頑張っているそうです。インドネシア語は現地人並にぺらぺらです。

数ヶ月に一回、マネージメント&打ち合わせのため韓国人のパートナーが工場を訪問しますが、それ以外のときは彼一人で取り仕切っているそうす。

とっても真面目な気配りが細かく、注意深いタイプの30歳代の方です(彼が責任者ということで信用がおけるなと感じました)。

以前は別に家があり通っていたそうですが、夜遅くまで仕事ができるようにと、現在は工場の中の一室に住んでいるそうです。

奥さんと子供達は、学校教育の問題のためジャカルタに住んでいるそうで、2週間に一回くらい片道6時間くらいかけて汽車と車を利用してジャカルタの方の家に通っているそうです。部屋に家族写真が飾ってありました。お父さんは、頑張っていますね。

インドネシア人のメイドさんが、韓国料理の作り方を習得しており、それを3度食べているので食生活は問題はないとのことですが、大変だろうなと思います。




インドネシア かつら工場訪問記

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