通信業界からカツラ業界への転身
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私が社会人となったのはもうおそろしく昔の15年前で、バブル真っ只中でした。大学4年生の夏、別にやりたいことというのも定まらず、就職どうしようと悩んでいました。
ある知り合いの方が、まだ営業してないのでだれも知らないけど面白そうな会社があるよと教えてくれたのが携帯電話会社の日本移動通信(IDO、現KDDI)でした。
まだ、サービス開始前の準備段階だったこの会社は、私が面接に行ったときは30人程しかいない小さな会社でした(今は何千人なのでしょね)。こんな会社知らないしなんか訳わからないし、友達に相談しても携帯電話って何それ?という感じだったのでかなり不安だったのですが、即内定を頂きましてほとんど就職活動をせぬまま決まってしまいました。
だれも携帯電話を知らなかった当時は入社希望者も限りなく少なく、ほとんどフリーパスという感じでした(同期は、なんだかずれている感じの人が多かったよう思う。ご優秀という感じの同期はいなく、どこかおかしかったし楽しかった。しかし、そんな中で私自身も、「お前は変だよ」といわれ続けていたのですが…。聞いてみると、同期の皆は、現在はちょっと役職付でえらくなっているらしい。笑っちゃう。)
私がこの会社に行こうと思ったのは、紹介してくれた方が言われた一言でした。「読めない時代に読める会社」だというのです。
時代の流れとは面白いものです。当時は「通信の自由化」政策のもとに、巨大NTTに対抗できる通信会社を恣意的に立ち上げていたのでした。「ゾウとアリの戦い」といわれていましたが、成長しなければならない社会的使命をもった会社だったのです。
会社の中には、携帯電話という新しいツール・サービスに対してだれもエキスパートがいない状態でした。上司も出向や中途採用組で一から一緒に勉強しましょうという感じでした。
新入社員でも大きな声で言い出して、頑張ってやっていると、いくらでも提案を採用してくれるというところでした。
また、ラッキーなことに直属の上司もこうしなさいと押し付けるところがなく、伸び伸びとしてました(放し飼いと呼ばれてました)。一期生入社だったので、当然、お局様もいませんでした。毎日、入社してくる人がいる環境で、例え知らない人がいても、ああまた増えたんだという感じでした。
黎明期の携帯電話業界は、全てが日進月歩で、日々新しい情報・技術・サービスが出てきてワクワクしたものです(だから、94年くらいにインターネットが出てきたとき、最初に飛びついてしまったのです。この時もホームページ作りの仕事のことを友達にいっても、あまりピンと来なかったようで、数年後ネットが普及してきてやっとネットの仕事のことを理解してもらえました。)。
揺籃期に加わることの面白さを学習してしまったのです。本当に小さな事務所から成長していくことを渦の中で体験でき、これは私にとって大きな経験でした。このワクワク感が好きでした。きっと、現在やっているこのWithも同じワクワク感があるから少しきつくても楽しく感じられるのだと思います。
今も、既存のカツラ業界で挑戦することが楽しいと感じます。ゾウに立ち向かうアリの構図が再現されていますしやり甲斐はあります。インターネットを使うことによって、小さい会社でもいい仕事はできると考えております(まあ、Withは将来的にめちゃくちゃ大きくなれるとは思っていませんが、お客様に喜ばれる会社には絶対したいです)。
新しい価値観(カツラは薄毛を隠すためだけのものではなく、ヘアスタイルを変えファッションを楽しむため、人生をより楽しむためのツールなんだ)というものを創造できればいいなと思っております。
今は、本当に「読めない時代」です。Withは、小さすぎて「読める会社」では全然ありませんが、時代は後押ししてくれそうな気がします。「質はいいけど安いカツラ」というのは、多くの人に求められているものだと思います。メールでお客様とやりとりをしていて切実に「新しいタイプのカツラ」の必要性を感じるのです。
ワクワク感を持ちつつ、少しでも多くの人にWithのカツラが受け入れられるようサービス網を作っていくつもりです。
通信業界からなぜかカツラ業界に流れてきました私ですが、「カツラ」に関わりあえてよかったなと日々思っています。そして、「カツラ」の世界でこれからも努力していきます。






















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