薄毛でなければカツラ屋さんをやってはいけないのか?
ご意見やご感想など ありましたら お気軽にお寄せください。
ほんのたまにですが、お客様にいわれることがあります。
「薄毛に悩んだことないから、わからないでしょうこの気持!」
「かつら着けたことないから商品の開発ができないでしょう!」
そうですね、確かに私は薄毛ではないですし、かつらは着けておりません。
けれども、カツラーじゃないとかつら屋さんやってはいけないのでしょうか?
私は、かつらを着けていませんが、比較的安価で質がよく、しかもかつらを装着されるお客様に似合うものを提供していきたいと考えて、一生懸命に解決策や新しいサービスをやっていこうと実際がんばって行動しているつもりです。
例えば、伝染病に冒された人しか伝染病の治療薬の研究ができないわけではないと思います。
また、ピアニストさんがピアノで美しい音色を奏でて人を感動させることがあると思うのですが、ピアニストさんが自分でピアノを作り出しているわけではありません。
美しい音はどうしてだせるのか研究している人がいて、ピアノという楽器を造る方々がいて、よりいい音を出すために調律する方がいて、これで初めてピアニストさんがいい音楽を作り出すことが実現できると思うのです(もちろん、ピアノを弾く方の日々の修練も大切です。才能も…)。
かつらだって、かつらを作る人、かつらのフィッティング対応をする人、かつらのサービスを提供するための枠組みを作る人が必要です。この人たちは必ずしもカツラーでなくともよいはずです。
(ただ、お客様が何を望んでいるかを知ることは絶対必要です。ニーズは取り込まなければなりません。取り入れる仕組みは要ります)
私は、比較的安価で質のよいかつらを提供する仕組みを作ることが自分の使命だと思っています。
私は、このカツラ屋さんという仕事を通して、お客様が幸せを感じるための手助けをしていると思っています(とはいっても、お金を頂きながらです!私も食べていかなければですから)。
幸せとは、これが幸せの状態なんだという定義がありません。絶対のものではありません。
幸せとは十人十色であり、いろいろな幸せがあります。おいしいものを食べたとき、彼氏彼女と会っているとき、宝くじが当たったとき、粘りに粘ったビジネスの交渉ごとで絶妙のタイミングでうまくいったとき、家族で楽しく団欒しているとき等々。
幸せだと思ったときが幸せなんです。
「かつらがあったから幸せに感じたことが増えた」というお客様をいっぱい作っていきたいのです。
カツラーではない私ですが、不思議な巡り合わせでかつらに関わるようになりました。やっているからには、ちょっとづつでも頑張って、幸せな人を増やしていきたいですね。
しなければならないことはたくさんです。
P.S. 格好よくかつらを着けるためには、カツラーであるお客様自身の研究も大切だと思います。どんなに才能のあるピアニストだって日々の練習が必要なのですから。





















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