2001年「独立独歩」


10年間の歩みをエピソードとともに振り返ります

2001年「独立独歩」

挫折感が無かったといえば嘘になります。一年間お世話になったインキュベート施設を出て、小さなワンルームマンションへ総勢3名で引越しすることになりました。

福岡の一等地の事務所は魅力でしたが、ワンルームでも「我が城」に勝るものなし。

最初のかつらを買って頂いた方は、かつらを売るベンチャー企業が出現しましたというスポーツ新聞の記事を読んで頂いたというお客様でした。福岡に出張されていた大阪の方で、飛行機に乗る前にそのスポーツ新聞を買い、連絡をしてきて下さったのです。

私達3人は、なんだか売れてびっくりでした。そしてとてつもなく嬉しかったので、「よかったね、よかったね!」と口々に言い合ったものです。

初めてホームページからインターネットで注文をして下さったのは、長野のお客様でした。まだまだホームページは荒削りで情報量もほとんどないときです。モデルさんの写真どころかかつらの写真もほとんどない状態でした。

検索エンジンで「かつら」と入れてから7~8ページ進まないと私達のかつらのことは出てきませんでした。そんな中、私達のことを信頼して申し込んで頂いたのです。後から聞いてみると、このお客様はそれまで高額なかつらを使用されており、「駄目でもともとだし、とにかく試してみようと思った」とのことでした。

出来上がった製品をカットしてお渡しした時、「今までの高いかつらと遜色ないよ!がんばってやって行きなさいよ!」と励まされました。

ネットで売れたということを本当にうれしく思いました。お客様は「安い!」と言って下さっていますが、15万円は貧乏な私達3人から見たら十分高いものです。それを買って頂いたのです。ネットはすごいなーと思いました。

とはいっても、そんなに順調にうまくいった訳ではありません。買って頂くのは、ポツリポツリ。のんびりしたことは言っていられず、ウィズはまだまだヨチヨチ歩きの状況。かつらのお仕事だけでは会社が成り立たない状況でした。

ホームページの作成代行の仕事をしながら、またコーヒーやお茶を売って、必死でつないでいる状態でした。

宮崎の給与は未払いのまま、そして社員2名の給与は12万円。一生懸命働いても残業代なんてありません。社会保険も、とても入れる状況ではありませんでした。

こんな状況でしたが、お客様のお喜びのメールや電話を頂戴すると、本当に嬉しく、 「ああ私たちは必要とされているんだ」「こんなに喜ばれるなら、もっと広げなくては」とモチベーションが上がるのでした。

販売代行という形で色々な商品を扱った経験はありましたが、ここまで喜んでいただける、そして感謝の言葉を頂けるお仕事は他にありませんでした。

インターネットでいかにウィズを知っていただくか、喜ばれるかつらサービスはなにかと模索し、日々勉強…が続きます。

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2002年「試行錯誤」




かつらWith 10年間の歩み歴史年表






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