2005年「進化」


10年間の歩みをエピソードとともに振り返ります

2005年「進化」

色々な工場を訪問してサンプルを見て廻った際に、脳裏に焼きついた製品がありました。その製品は、いかにも人工的で不自然ではあったのですが、今まで見たことのないユニークなものでした。

一瞬遠目で見た時に「おっ」と思わせてくれたのです。

「皮膚から本当に毛が生えているように見せられるかもしれない」。後のウィズの製品「フリースタイル Air プラス」の原型がそこにありました。

ネットや植え方を改良すれば、きっと本当にリアルなものへと転化できる。とてもウズウズして、試作を開始しました。

素材探しからのスタートでした。何度も何度もサンプルのネット素材を取寄せ、あれでもないこれでもない。やっと地肌になるネットを選定し、その次は植毛方法の研究。とても時間のかかる難しい作業の為、試作品の提出も遅く、なかなか思う通りには行きませんでした。時間短縮の為に、色々なパターンで一度に発注したりと工夫も必要です。

やっと問題もクリアし、ほぼ一年くらい試作を重ねて、納得することができる製品「フリースタイル Air プラス」を満を持して発売することができました。

本当に毛が生えたように見える、通気性がよい、ネット生地から毛が抜けにくい、従来の人工皮膚のように劣化しない。いいこと尽くめの製品でした。

そして、この製品仕様は、日本でウィズが初めて発売したものです。

試行錯誤して開発を重ね、工場と伴にひねり出したものです。今では大手の会社をはじめいろいろなところが同じような仕様を発売していますが、先駆けて自分達が創造することができたということは、うれしいものでした。

(後々、この仕様を真似して自分のところで開発した製品として売り出す会社がありました。特許の申請など考えてなかったのですが、抜かりでした。脇が甘いのがウィズです。)

もちろん、お客様には驚かれました。そして、「すごいね」といって大部分のお客様が、この製品を選択するようになりました。

自分達が作ったものがお客様に受け入れられ、その方の生活に役に立つ!

うれしいものです。

会社の設立から紆余曲折あり、苦しいことも沢山あったのですが、その喜んで頂くたくさんのお客様の声を聞いて、「会社を始めてよかった」と心から思ったものでした。醍醐味を味わったのです。

かつらウィズ10年の歩み 次ページ
2006年「ヘアショップ拡張」




かつらWith 10年間の歩み歴史年表






 - かつらWith概要 , ,

  関連記事

no image
2004年「ライバルでなく、同志との出会い」
10年間の歩みをエピソードとともに振り返ります 2004年「ライバルでなく、同志 …
no image
2010年「新たな仲間」
10年間の歩みをエピソードとともに振り返ります 2010年「新たな仲間」 ウィズ …
no image
2003年「自社開発メーカーに」
大手と同品質のものが何故ここまで安いのか?Withのウィッグ価格 3つの理由 価 …
no image
2002年「試行錯誤」
10年間の歩みをエピソードとともに振り返ります 2002年「試行錯誤」 とうとう …
no image
2009年「マスコミ賑わい」
10年間の歩みをエピソードとともに振り返ります 2009年「マスコミ賑わい」 こ …



▲ ページトップに戻る