2008年「男性用医療用かつらの開発」


10年間の歩みをエピソードとともに振り返ります

2008年「男性用医療用かつらの開発」

私達は、また新たな課題に取り組む事にしました。

医療用かつらのご要望は女性だけなく、男性の方も多いのです。

男性用の医療用かつらで、即納タイプはとても難しいテーマでした。

男性用のかつらというのは、髪の毛の長さが短く、また、もみあげや生え際・襟足など肌を見せる部分が多く、女性用かつらに比べて自然に見えるかつらを作るのが非常に難しいのです。

他社でも男性用で即納できるタイプのかつらはありませんでした。

ここに挑戦するには、とても困難な道のりとなりました。

個々に違った揉み上げや生え際をどう合わせるのか、髪の短い男性は、ネットのちょっとした浮きでも不自然になりがち。どうすれば、オーダーメイドのようにフィットするのか。。。

またもや、何度も何度も試作を繰り返し、失敗を繰り返しながら、ああでもないこうでもないと議論し合って、男性用の即納できるかつら作り上げるのに、1年近くかかりました。

男性は、生え際やもみあげのところの形が皆それぞれ違います。そして髪が短いため、とても目立つのです。

装着する人それぞれにぴったり合わせることができるように、カスタマイズ可能なセミオーダー仕様にしました。その方にあわせて、額まわりが変化できるように工夫をしたのです。

また、頭の形にも女性以上にぴったりフィットしなければなりません。ベース生地の張り合わせ方法に工夫をしました。出来上がったものは、本当に不思議なデザインですが、理に叶っていて、納得のフィット感を得ることができました。

インドネシアの工場も、よく付き合って黙々と作製してくれたと思います。

後々、ある他工場の担当者へ見せたところ、「こんな製品は見たことがない。本当にユニーク。意味がわからない!」と正直な感想を言っていました。

実際に装着しないと判らない、これこそが、フィット感の秘密なのですが。。

こんな特殊な製品ですので、特許の申請をしています。

私達は、やっぱり工夫して作り出すのが好きなのです。実際使って頂けるお客様が、こんな製品を待っているお客様がいらっしゃると感じてるからやりがいがあるのです。

いろいろアイデアを持ち寄って、試行錯誤を続けるのです。創意工夫をすることは、楽しいことなのです。

日本初の製品を作ることができたと思っています(後日、複数のお客様から、「即納の男性用医療かつらでは、日本で一番でしょう!」といって頂けることができ、とても感激しました)。

発売は、結局年明けになりましたが、1年かけて開発したものが自分達の新製品として世に出るということは大変うれしかったです。

人のお役に立つことができる、しかもそれでお金を頂いている。ありがたいことです。手ごたえを感じていました。そして、人の喜ぶ仕事をして、次なる挑戦に向かって行かなくてはならないと心にしみて感じていたのでした。

この年、もうひとつウィズにとって喜ばしく光栄なことがありました。

経済産業省九州経済産業局から「IT経営力大賞 特別賞」を頂いたのです。

表彰されるのは、本当にうれしいものでした。今までの努力が認められたことをスタッフ全員で喜びました。

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