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抗がん剤治療
乳がんで抗がん剤治療後に脱毛する割合
毎日新聞の記事より
2015年7月9日の毎日新聞に、抗がん剤治療による脱毛の記事が紹介されていました。
2013年の4月から、2013年10月の半年間で、乳がんの手術後に抗がん剤治療を受けて5年以内の女性を対象にした調査が実施され、全国47医療機関に通院する約1500人から回答 があったようです。
対象女性の平均年齢は54.7歳ということでした。
毎日新聞で発表された結果の詳細を円グラフにまとめてみました。
弊社の見解も交えながら、ウィッグの必要性について、お伝えしたいと思います。
脱毛しなかった人は、たったの2%
乳がんの手術後に抗がん剤治療を受けた人の中で、脱毛しなかった人は、たった2%しかいないという驚きの報告でした。
抗がん剤治療を受けて脱毛しない人は奇跡に近いと言ってもいいくらいでしょう。
94%の女性が、頭髪の8割以上脱毛
さらに深刻なことに、脱毛した女性のほとんどが、頭髪の80%以上が脱毛しているとのことです。
頭髪の80%以上の脱毛というと、ほぼ全脱毛に近い状態でしょう。
女性だったら、他人には姿を見られたくないときっと感じると思います。
私個人の感想としましては、脱毛の進行状況や、脱毛範囲には、個人差があると聞いていましたので、脱毛する人と脱毛しない人との割合は半々くらいかなと思っていました。
現実にはそう甘くなかったようです。
80%未満の脱毛の人は、たったの6%しかいませんでした。
このデータから見ると、乳がんの抗がん剤治療では、ほとんどの女性は脱毛し、髪の毛のほとんどが抜け落ちてしまうのです。
病気とは無縁で普通の生活を送っている人にとって、「突然に頭髪の8割以上が脱毛する」という状況がどういったことか、想像もつかないのではないでしょうか?
男性ならまだ坊主にするという選択肢がありますが、女性にはその選択肢はないように思います。
やはり女性がほぼ髪がない状態で、街中を歩いているとビックリされると思います。
「髪は女の命」という表現がありますが、髪があるのが当たり前と思われている世間において、女性の髪がないということがどれほど大変なことか、お分かりいただけると存じます。
さらに、詳しく見ると、もっと驚きの事実が明らかとなりました。
約60%の女性が、眉毛・まつげの8割以上も脱毛
脱毛した女性のうちのなんと60%が、眉毛やまつげまでも80%以上脱毛していたのです。
頭髪だけでなく、眉毛やまつげまで抜け落ちてしまうのです。
このことから、抗がん剤がいかに強い薬であり、癌細胞をたたくだけではなく、体内の正常な細胞まで悪い影響も与えていることが分かります。
抗がん剤というのは、成長が早いがん細胞を攻撃するように作られているのですが、ただ単にがん細胞に影響を及ぼすというだけではなく、他の成長の早い細胞にも作用します。
毛を生やす毛母細胞も成長が早い細胞に当たります。
だから抗がん剤治療で脱毛してしまうのです。
投与終了から2年経過しても4割以上の女性がほとんど回復していない
抗がん剤が強い薬であることは、上のグラフにも表れています。
抗がん剤の薬の投与が終了して2年が経過していても、頭髪の80%以上回復した女性が、たった60%しかいなかったことです。
逆にいうと、80%の回復まで至らなかった女性が40%もいたのです。
抗がん剤の薬の投与が終了して2年が経過していても、影響を受けた細胞の回復には時間がかかるということでしょうか。
抗がん剤の影響力は、まだ残っているようです。
さらに、5年経過しても、まだ完全に元の状態に戻れない人も、実際にいらっしゃるというデータもありました。
投与終了から5年経過してもなお、髪の毛が3割も回復しない女性が5%もいる
上のデータでは、30%以上の回復が基準となっていますが、30%しか回復していない人もこの中に含まれています。
30%の回復では、そのまま何も頭部を隠さずに外出することは、到底難しいでしょう。
弊社の見解としては、実際に8割の回復でも髪の毛はずいぶん少なくなっており、帽子をかぶるなりカツラを装着するなり何だかの方策をとらずに外出することは困難だと予想します。
ウィッグの必要性
今までのデータにより、乳がん治療受ける方は、ほぼ間違いなく脱毛すると考えていたほうがよいでしょう。
脱毛を想定した事前準備がとても重要です。
帽子などと同時に社会生活を送るためウィッグの検討は、早いに越したことはありません。
それは、治療が始まってしまうと、抗がん剤投与の副作用で体調が優れなくなってしまうからです。
治療中は外出もままならない状態になることが、予想されます。
また、早めに準備しておくことで、安心して治療に専念できます。
治療前に、ウィッグを準備することは安全策と思いますが、購入はまだ早いと思っていらっしゃる方。
購入しなくても、事前に、自分にぴったりのウィッグを探しておくとよいと思います。
体調が優れない中、なかなかぴったりのウィッグが見つからないなんてことがないように、治療前にご自身のお気に入りを見つけておきましょう。
投与終了から元の頭髪に戻るまで、個人差はありますが、時間がかかります。
治療後もしばらくは、ウィッグ生活となります。
長い期間ウィッグを使うからこそ、慎重に、ご自身にあった自然なウィッグを早い段階から探しておくことが良いでしょう。
副作用による脱毛で、医療用かつらをお使いの女性はたくさんいらっしゃいます。 ウィッグで髪のオシャレを楽しみながら、抜け毛を乗り切りましょう!
この記事『乳がんで抗がん剤治療後に脱毛する割合』は、かつら取扱い歴20年以上のウィズのスタッフが執筆しお届けしています。
かつらウィズでは「髪を通して笑顔と自信を」を理念として、ウィッグをご提供しています。
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▼『笑顔と自信!ウィズの想い』詳細へ[ 著者:かつらウィズ ]