お手入れシャンプー方法
かつら洗い方 手順３

事前にブラッシングして、カツラの毛絡みを取ります。次にシャワーでしっかりとかつらを濡らします。髪の毛が絡まらないよう、頭頂部から毛流れに沿って流します。ピンで装着するカツラの場合、ピンが引っかかる事がある為、ピンを閉じた状態にします。

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洗面器に水またはぬるま湯（以下、水と表記）をはり、カツラの毛が絡まないように、毛先から濡らします。温度が高いと毛やベースを痛めることがあります。失敗にご注意ください。人工毛カツラの場合は熱に弱いので水で洗って下さい。

洗面器にシャンプーを2プッシュ（約6mg）入れ、よく泡立てます。かつらに直接シャンプーの原液をつけないで下さい。市販のシャンプーは「オレフィン（C14-16）スルホン酸Na」「ラウリル硫酸○○」「ラウレス硫酸○○」といった成分が含まれ、カツラの髪には洗浄力が強すぎます。シャンプーの成分にはご注意下さい。

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よく泡立てたシャンプー液に、すっと潜らせるようにしてさっと洗うのが良いです。 自毛を洗うようにゴシゴシ洗うと髪がもつれる原因となります。浸け置き洗いや押し洗いをされると毛絡みの原因となります。また、長時間の浸け置きはカツラが劣化する恐れがあります。ご注意下さい。

カツラの裏面は指で軽くなでるようにして、汗や皮脂の成分を洗います。どんなに良い成分のシャンプーでもカツラに残るとよくありませんので、中の方までよく洗い流して下さい。内側に両面テープ等を貼ってベタつきが気になる場合は、リムーバー（剥離剤）を使うとベタベタが取れます。

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必要な場合はトリートメントを行います。洗面器に水またはぬるま湯をはり、トリートメント剤を適量（約6mg）よく溶きます。トリートメントは手のひらで伸ばしてから水に溶くとダマになりにくいです。

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髪全体にトリートメント液が染み渡るようにくぐらせて下さい。トリートメントに浸け置きはしないで下さい。長時間の浸け置きはかつらが劣化する場合があります。
詳しくは『かつらトリートメント方法』をご覧下さい。

毛の流れにあわせてトリートメントを洗い流します。 この時もリンス剤が残らないように丁寧に中の方までシャワーで洗い流して下さい。流しすぎるとトリートメントの効果が薄れてしまいます。ご注意下さい。

シャンプー後は必ずブローを行ない、完全に乾燥させて下さい。水気を取る時はタオルで包み、丁寧に水分をとって下さい。決して指でゴシゴシ拭かないようにして下さい。
詳しくは『かつらの乾かし方』をご覧下さい。

ドライヤーは冷風で行なって下さい。決して熱風を使用しないで下さい。髪が絡んだり、傷める場合があるので、丁寧に取り扱って下さい。乾いた後は、かつら置き台などに乗せて保管して下さい。
詳しくは『かつらの保管・収納方法』をご覧下さい。