医療用かつら「メディフィット」で闘病生活をサポート

総合医療でがんに克つ 2009年7月


脱毛に悩む患者さんに朗報医療用かつら総合医療でがんに克つ    「メディフィット」で闘病生活をサポート総合医療でがんに克つ


大手と同じ品質のかつらを低価格で提供

九州経済産業局主催の「九州IT経営力大賞」特別賞に選ばれ、このところ「急成長する企業」として注目を浴びているのが、かつらのネット販売に携わっている有限会社ウィズ(福岡市)だ。

現在、かつらのユーザー数は推定100万人。1000億市場といわれるが、現状では、大手企業の寡占状態にあり、市場の8割を占めている。そうしたなか、ウィズの宮﨑弥生社長は、これまで3000人以上の方にかつらを販売、年間売り上げ高が1億円にのぼるほど好調だ。

かつらといえば、2~3の大手企業の名前が浮かぶが、かつらは「高価」と相場が決まっている。たとえば大手のかつら平均価格帯は40万円から100万円。中小でも20万円から50万円。しかも1度買えばよいというものでもない。使い方や手入れ方法によって変ってくるが、かつらの寿命は約2~3年前後が平均で、その都度買い替えが必要となる。実際に、宮﨑社長の友人も大手メーカーのかつらを使い、10年間で800万円も費やしたと嘆いていたという。

「かつらは、クチコミで販売することが難しい商品ですから、大手企業でもマスコミ宣伝費を多額に使い、その上、大きな駅近くの一等地に、高級サロン風の店舗を構えることが多いため、結果、販売価格帯が高くなってしまうのですね。このような問題を解決すれば、同じ品質のかつらを低価格で提供することができると思ったのです」と宮﨑社長。


独自のシステムでニーズに対応

宮﨑社長が医療用かつらに関心を持ち始めたのは、顧客のニーズが多かったからだという。

「医療用かつらに対しての問い合わせや資料請求が非常に多かったのです。しかも、かつらを希望される方全体の40%、女性に関しては70%が医療用のかつらを求めていたのです 社会生活の中で、女性の髪がないというのは非常につらいことですから。」

特にがん治療の場合は、抗がん剤や放射線治療により一気に脱毛する人が多く、深刻な悩みをかかえている患者さんは少なくない。

「闘病中の方は、医療費にすでに多額の金額を使っています。これに加えて大手メーカーのかつらでは、負担が大きすぎるよう思います」

そこで宮﨑社長は医療用かつらを考え始めた。しかし厳しい条件が……。医療用かつらを必要とする人は即納を求めていたからだ。

「もともとオーダーメイドの業者ですから、即納には対応できないと思っていました。というのも、オーダーメイドでは製作に40日ほどかかり、すぐに必要とするお客様のニーズに応えられませんでした。それに当社は大手企業のように全国展開をしているわけでなく、地域外のお客様は購入したくてもできなかったのです」

しかし、あまりにも多い医療用かつらのお問い合わせの数に、宮﨑社長は、何とかしなければならないと奮闘をはじめた。喧々諤々と社内で検討を重ね、試作を何度も何度も作って、即納に対応できる医療用かつら「メディフィット」を開発したのだ。今まで培ったノウハウを生かした、オーダーメイドに引けを取らないハイクオリティの製品を生み出した。

販売方法は、ウィズ社のホームページで商品概要を確認し申込んできたお客様に、メールや電話でカウンセリングの後、提携する全国の主要都市にある理髪店・美容院にてフィッティングし、お客様の好みに合った髪型にカット調整するセミオーダーシステムだ。これでプロの美容師が丁寧に相談に対応し、サイズ、カラー、スタイルの希望に応えてくれる。

こうして即納可能な女性用医療かつらを販売し始めたのが、2007年6月からだった。


インターネットを利用し低価格を実現

提供する医療用かつらは14万8000円。オーダーメイドで全かつらを作っても16万8000円。大手企業のそれに比べると、3分の一以下でかなり安価だ。

しかし宮﨑社長は「低価格ではありません、適正価格です」という。この価格が実現できる理由は3つ。まず大手企業のように広告宣伝費に莫大なお金を使わずに、ネットのみを利用すること。次に、優秀なインドネシアの専門生産工場と直接契約を結び原価を抑え、中間マージンをカットしていること。3つ目は、人件費や家賃を抑えていることである。

さらに、かつら業界で日本初のシステム「ホームセレクト」も立ち上げた。たとえば、お客様は通信販売でかつらを買おうと思っても、フィットするかどうかわからないために、なかなか注文する勇気がわかないものだ。ところがこのシステムは、自宅で選べる新しい通販方式。提携美容院に行くのも難しい場合に大変便利なシステムである。


セミオーダーで即納可〝おしゃれ〟で〝自然〟

ウィズでは2009年4月から、最短3日でセミオーダーが可能な男性向け医療用かつらの販売も開始した。

男性は短髪で、もみあげや生え際、襟足など肌と接する部分が広いため、自然な感じの既製品をつくるのが難しい。特に全かつらとなると作製が困難であるが、「今回の男性用かつらは、それぞれのお客様の顔の輪郭にあわせて、ある程度かつらの形や髪型を調整できるようになっています。このようなセミオーダー男性用全かつらは今まで存在しなかったもので、お客さまに非常に喜ばれています」と宮﨑社長は自信をのぞかせる。

ウィズのコンセプトは、医療用としての機能充実、セミオーダーでの即納可能、そしておしゃれで自然ということ。そこで、以下のことにこだわっている。

ひとつが、かつらの増減に合わせるフィット感があるベース素材を使うこと。特にがん治療では、抗がん剤の使用によって急激に髪の毛が減少する。しかも、単なるおしゃれ用のかつらと違い、毎日・長時間、必需品として使うものだけに、締め付けない構造で、頭が痛くならないようにしなくてはいけない。装着しているのを忘れるほど〝軽い〟ことが求められている。

また医療用かつらをつけている方は、レントゲンやMRIの検査を受けることもある。そのような場合でもはずさなくてすむように金具を取り外し可能に工夫。ズレ防止にはシリコンストッパーを使用している。医療用かつらならではのこだわりだ。しかも「おしゃれで自然」という目的をはたすために、つむじが自然に見える仕様を採用するという工夫もなされている。

今後の展開について、宮﨑社長に抱負を聞いた。

「これからもなお受け皿となる提携美容室を増やし、病院内の美容室や売店との提携、出張サービスを始めるなど、やりたいことは盛りだくさん。規模は小さいながらも、急激に求められるニーズに対して、一時は、規模の急拡大を考えたこともあった」

という。しかし最近では、規模の拡大よりもいかに心をケアできるかに注目し、そのための新ビジョンを組み立てている。

「まずは抗がん剤治療に関する情報発信を行うサイトとの協業。さらに抗がん剤治療、円形脱毛症についてのサイトを立ち上げ、マスコミや、がん保険会社へのアプローチをめざします。また医療学会での発表や、乳がんに関するセミナーを共催したいですね」

宮﨑社長の心を常に奮い立たせるもの。それは、「お客様の役に立ちたい」という思いだ。髪の毛を失うことにより自信まで喪失した方から「前向きになった」「元気になれた」「外出できるようになった」などの喜びの声やお手紙をたくさん頂いているという。

「そのように喜んでいただける人を全国に増やしたい!」と宮﨑社長は、希望を述べた。



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