かつらスタイリング時の注意 (毛抜け防止)
毎朝のセットは面倒なのでつい、ヘアスプレーやハードタイプの整髪料で固定しているかつらユーザーの方、注意が必要です。
ハードタイプのジェルやムースは、髪の水分を奪って毛を傷めてしまいます。
また、ヘアスプレーはセット力を発揮する接着成分が髪に残り、繰り返すうちに白い塊になってこびり付く(フレーキング)現象が起こることがあります(右下の写真です)。
そうなると見た目が悪いだけでなく、セットの度にブラシや手グシにひっかかり、抜け毛の原因にもなります。
ハードタイプがお好みなら、ヘアワックスのハードタイプがお薦めです。(もちろんソフトタイプでもOK)
スタイリング方法ですが、まんべんなく薄くつける為にワックスを適量とって両手を擦り合わせ、手の平全体に延ばします。
ワックスが硬い場合は、息を吹きかけるなどして温めるとよく延びます。
乾いた髪に水スプレーを吹きかけ、かつらを半乾きの状態にし、ワックスを手やブラシで馴染ませます。
※水スプレーは市販のスプレーボトル(100円ショップでも売っています)にふつうの水を入れたものです。
毛先をひとつまみずつ、ネジるようにすり込んでいくと、若者に流行の束感や毛の動きが出せます。
根元からふんわりさせたい時は、ワックスのついた指をかつらの毛の根元から入れて、かき上げるようにすると上手くいきます。
形が整ったら、ドライヤーの冷風を弱にしてあて、ワックスを乾かすとある程度スタイルを固定することができます。