今回のカツラで7個目になります。カツラを使用するようになった当初は、自分の体に物理的に自分自身の一部でない物を付けるような違和感(あるいは不安感のようなもの)がありました。従って、カツラに対して工業製品に対する完成度を追求するような目で見ていたような気がします。
しかし、いつからかその違和感は消え、今は、新しい自分の一部がやって来たという感覚です。そしてカツラを見る目も、自分自身の肉体を労るような素直や優しい眼差しになっているような気がします。
今、私が求めているのは、カツラを含めたバランスの良い一個の個体としての自分自身なのかもしれません。カツラを付け始めた当初は、付けているカツラが風で乱れることが気になったり、洗髪後の「ふわっと感」を維持するのに必死でしたが、それは人から不自然に見られたくないという一心からだったと思います。しかし、結局、普通の生活で髪が乱れていたり、自分自身の汗などで髪の毛にボリューム感が無くなるのは、むしろ自然なことだと気づきました。
今は以前と比べてカツラという製品に対する扱いに繊細さが無くなったかもしれませんが、結局、それは自分が以前よりもずっと自然にカツラを受け入れているということでしょう。今後も、私たちがカツラと一緒によりよく生活出来るよう、ウィズさんには頑張っていただきたいです。
京都府 男性 56歳