かつらは蒸れる？蒸れない？

かつらは蒸れませんか？

夏場は何も着けないよりは、やはり暑いです

春から夏にかけて、お客様からよく「かつらは蒸れませんか？」という質問を受けます。

答えはYesであり、Noでもあります。

人それぞれに蒸れる、蒸れないの感覚は個人差があると思います。

冬でも汗をだらだらとかく人もいれば、夏に寒いとカーディガンを着る人だっています。

感覚は人それぞれなので、なんともいえません。

その上、かつらの面積やベースとなる生地の素材等によって通気性も異なるので一概には言えないのです。

ただ、スキンヘッドの人より、髪の毛がある人の方がやはり暑く感じるとは思います。

弊社のかつらは、軽くて通気性の良い素材で作ることは可能で、麦わら帽子を被るくらいの感覚に近いと思います。

夏場は自毛でも暑くて汗をかきますので、何もない付けてないよりは、やはりカツラの方が暑いと思います。

詳しくは『かつらを着けると暑い？暑さ対策はあるの？』をご覧ください。

蒸れや暑さを軽減するには？

蒸れや暑さ対策や解決方法

初歩的な方法ですが、 熱がこもらないようにすることです。 こもった熱は、逃がしてあげましょう。

いったんトイレ等でウィッグを外し、頭を振って 自毛にも空気を入れて、頭の熱を冷ましましょう。

また、ウィッグの方も振ったりしてコーティング部分の 熱をとりましょう。

汗をガーゼ等でふき取り、ひと段落してから装着すると ずいぶん涼しくなると思います。

もし地肌にウィッグが密着している場合なら、 ガーゼまたはティッシュを挟むなどの対策をすると、 暑さが軽減されると思います。

また、ティッシュは手軽で使い捨てできるのがメリットです。 Withのお客様でも、この方法を活用されている方は 多くいらっしゃいます。

女性の方で、耳や首に髪がかかっているなら、結んだりして 髪が耳や首を覆わないようにすると、断然 涼しさが違います。

冬にマフラーや耳あてをすると暖かく感じると思いますが、 それと反対で耳や首を涼しくすると体感温度が下がるのです。

体感温度は３～４度くらい違ってくるみたいです。

オプション仕様『サラドライ』お薦めです

かつらが蒸れることによる不快感を我慢するのではなく、少しでもその不快感を軽減できるものがあればと考え、弊社の「サラドライ」を作りました。

サラドライは汗を吸収するパッドで、かつらの内部から滴り落ちる汗を吸収してくれます。

頭皮に直に触れる可能性があるパッドは、肌に優しいオーガニックコットンを採用しました。

オーガニックコットンは、敏感な赤ちゃんの肌にもよく使われる素材です。

また、パッドは繰り返し洗って使えるので経済的です。

サラドライはオーダーメイドのオプションで、パッドの形、大きさは自由に決めることができます。

かつらとパッドにはマジックテープが付いていますので、ずれる心配もありません。

サラドライのパッドは5枚セットになっていますので、よく汗をかく人も予備の心配をしなくて安心です。



詳しくは『夏でも快適！サラドライ』をご覧ください。

かつらは暑い？解決策は？

今までかつらを着けた経験のないお客様より、「かつらを付けると暑いのではないか？」という質問を頂きます。

確かに何も着けない素肌と比較すると、かつらを着けていた方が「熱」を感じるでしょう。

帽子をかぶっているのと同じ状態です。

ただし、全てのカツラが暑いというわけではありません。

かつらの大きさや種類、内側の布地素材によっては、体感温度は異なります。

薄毛の一部に乗せる部分カツラの場合、頭を覆う面積が狭いので、さほど暑さは感じないでしょう。

頭全体をスッポリとカバーする全カツラの場合は、頭全体を覆うので、熱がこもりやすいです。

また、裏地の布地が通気性のよいメッシュ素材の方が通気性が良いです。

逆に、ウレタン樹脂やコーティング素材で作られた製品は、熱の逃げ道がないので暑いと感じるでしょう。

暑さが気になる方は、網目の間隔が大きなメッシュ素材がお薦めです。

通気性が良いので、体感温度を下げることができます。

かつらは蒸れる？汗は大丈夫？

夏場はカツラを着けてない状態でも汗が流れる気温のときがあります。

どんなに通気性の良いカツラであっても、夏場の炎天下の状況だったら、やはり暑いです。

Withのユーザーの方からも、暑くて困った！というお声をいただきます。

そんな暑さの解決策として、かつらの装着した下側にハンカチをはさむことをお薦めします。

かつらを付ける前に、頭にハンカチを乗せます。

そして、ハンカチの上からかつらをかぶります。

日中に汗をかいてきたら、ハンカチを取り替えます。

ハンカチは、吸水性と肌触りの良いガーゼ素材が最適です。

ハンカチで汗の水分を吸収することで、体感温度を下げることができます。

また、こまめにかつらを脱いで、カツラ内側にこもった熱を逃がすこともお薦めします。

外出先で、かつらを外すことができない状況もあるかと思いますが、是非お試し下さい。

蒸れると髪に良くない？薄毛が進行する？

暑さで不快に感じるというお悩みとともに、蒸れが髪にダメージを与えないか？と心配される方もいらっしゃいます。

私たちウィズは、毛髪の専門家ではないので、蒸れと薄毛の因果関係ははっきりとわかりません。

しかし、蒸れによって髪が抜ける、抜け毛が促進されるということは無いようです。

ただし、頭皮の毛穴は髪の発育に大きく影響するようです。

汗の成分によって毛穴が詰まっていると、新しい髪の毛が生えにくかったり、髪の毛が育ちにくかったりするそうです。

頭皮環境が不衛生になり、毛穴が詰まったりすると、髪の発育にマイナスとなってしまいます。

汗をかいたら頭皮をシャンプーして、毛穴を清潔に保つようにすると良いようです。

また、シャンプーの際は、シャンプー液の成分が頭皮に残らないようにしっかりと洗い流しましょう。

すすぎ残しがあると、毛穴に悪影響です。

頭皮ケアで快適な環境を整えましょう。

カツラに残った汗や皮脂が劣化の原因に

かつらユーザーさんの中で、スポーツ等で汗をたくさんかかれる方や、汗かき体質の方で、かつらの劣化が見られるケースがあります。

かつら内側の「汗が溜まりやすい部分のカツラの髪の毛」が脱毛してしまう例です。

すべてのかつらユーザーさんに起こることではないのですが、 汗の酸が、カツラの髪の毛のたんぱく質を壊してしまい、切れ毛や枝毛を起こしてしまうようなのです。

汗の性質や量、 お手入れの状況にもよるので、 カツラをシャンプーする際は、汗の成分が髪に残らないようにしっかりと洗い流すことをお薦め致します。

詳しくは、『かつらシャンプーお手入れ方法』をご覧ください。

常時装着カツラはお薦めできません

かつらの装着方法には、「着脱式」と「常時装着（編み込み式・くくりつけ）」といった形式があります。

Withでは、基本的に入浴時や就寝時はカツラを外してお過ごし頂く「着脱式」を推奨しています。

なぜなら、常時装着（編み込み式・くくりつけ）のカツラの場合、24時間いつも連続して装着しているため、頭皮がかぶれたりして髪の健康の為にも良くありません。

常時装着のかつらは、テープや接着剤で頭皮にかつらを貼り付けたり、自毛と編み込んで装着しているため、常に頭皮と圧着しています。

そのため、皮脂や汚れ成分が頭皮を不衛生にしてしまい、かぶれといったお肌トラブルや薄毛の進行が促進されるというケースがあるようです。

頭皮トラブルや毛根にダメージを与えることが懸念される為、ウィズでは連続装着をお薦めしてないのです。



ウィズでは貴方の髪のお悩みに応じて様々なタイプのかつらをご提案しております。

無料の金額お見積りも承っております。

ウィズ製品について素朴な疑問がありましたら、お気軽にご相談下さいませ。