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コーティングとシリコン どっちのカツラを選ぶ?
コーティング
コーティングと聞いて、何を思い浮かべますか。 車のコーティング、ガラスコーティング、フロアコーティング等、人によって思い浮かべるものは違うでしょう。
では、かつらのコーティングとは何なのか、知らない人がたくさんいらっしゃることと思います。 かつらのコーティングには、ポイントとして4つの役割があります。
1、補強
2、人工皮膚
3、接着剤
4、かつらを固定する

1、補強
まず、補強としての役割。かつらの縁部分や、ベースの接合部分にコーティング剤が使われています。
消耗品としてのかつらの耐久性を高めるためにコーティング剤を塗ったり、貼ったりして補強しています。
2、人工皮膚
次に、人工皮膚としての役割です。
今でこそ、分け目やつむじ周りを自然に見せるためのものが人工皮膚から弊社では、「フリースタイルAirプラス」に変わっていますが、2000年のころには、人工皮膚が主流でした。
人間の皮膚に似せた人工のものとして、コーティング剤が活躍しました。
人工皮膚と言う名のコーティング剤に髪の毛を植毛すると、頭皮に毛が生えているように見え、自然に見せる役割を果たしていました。
3、接着剤
さらに、コーティングには、接着剤としての効果もあります。
先程のベースの接合は、補強の役割と接着剤としての役割も兼ねているのです。
4、かつらを固定する
最後に、かつらを固定するための役割があります。
コーティングには、両面テープがくっつく特徴があります。
両面テープでかつらを固定する人は、コーティングが必要です。
かつらに両面テープを貼って固定したい所にだけ、コーティングを設ける人もいらっしゃいます。

シリコン
一方、シリコンと聞きまして、何を思い浮かべるでしょうか。
シャンプー等に含まれるシリコン、入っていないノンシリコンというフレーズは、最近よく耳にするかと思います。
その他、整形手術に使われるシリコンや、シリコンゴムといった言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。
かつらにおけるシリコンは、コーティングのように接着効果もなければ、人工皮膚としての効果もありません。
補強の効果は多少ありますが、一般的にはコーティングが補強として使われます。
かつらにおいて、シリコンを使う場合は、コーティング剤にアレルギーがある場合、または、両面テープを使わない場合、さらにその両方ということも考えられます。
シリコンには、両面テープがくっつかない特徴があります。代わりに、かつらとしての「滑り止め」効果があります。

コーティングとシリコンの違い
かつらユーザーの方でも、コーティングとシリコンの違いをご存じない方が多くいらっしゃいます。
コーティングとシリコンは、見た目が透明で似かよっていますので、素人目にはなかなか違いが判らないものです。
根本的な違いとして、まず、素材が全く違います。
コーティングはポリウレタンという樹脂で、シリコンはシリコン樹脂でできています。
手触りが違う
見た目では判別が難しいのですが、手で触ってみると判りやすいです。
コーティングは、「つるつる」した手触りです。
一方、シリコンは、「べたべた」した手触りです。
かつらユーザーの方は、ご自身のかつらがどの素材なのか、触ってみるとお判りいただけると思います。
耐久性
コーティングとシリコンの耐久性は、かつらにおいてはあまり変わりませんが、若干シリコンの方が耐久性に優れていると思います。
コーティングは劣化すると、ボロボロと剥がれてしまいます。
シリコンも剥がれますが、コーティングよりもゆっくりと剥がれていきます。
通気性
通気性はコーティングもシリコンもどちらもありません。
ただ、全かつらで縁全体をコーティングにした場合と全体をシリコンにした場合では、シリコンの方が暑く感じます。
特に髪の毛が全くない方の縁全体のシリコンは、ぴったり頭皮に密着することもあって、暑いというご意見をよくいただきます。
オーダーメイドのかつらを作製する際に、どちらを選んで作ると良いかご参考にしていただけたら幸いです。

この記事『コーティングとシリコン どっちのカツラを選ぶ?』は、かつら取扱い歴20年以上のウィズのスタッフが執筆しお届けしています。
かつらウィズでは「髪を通して笑顔と自信を」を理念として、ウィッグをご提供しています。
かつらやウィッグでお悩みでしたら、お気軽にお問合せ下さい。
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