医療用ウィッグの購入時に、何か購入費を支援してもらえる制度は無いかな?というのは、たくさんの方が気になるポイントかと思います。医療用ウィッグの購入費を支援してもらえる方法として「民間の保険」の場合はどうなのかをご紹介致します。
民間の保険で、医療用ウィッグの購入費はカバーできる?
医療用ウィッグの購入にあたって、民間の保険による補助は受けられるのでしょうか。嬉しいことに、直接的な治療行為には用いられなくても「医療用ウィッグは患者さんにとって心身ともに重要なもの」という認識が世間に浸透しつつあることもあり、民間保険には医療用ウィッグの購入費を補助してくれるプランが少しずつ増えているそうです。
たとえば、白いアヒルでお馴染の「アフラック生命保険株式会社」は、主力のがん保険でがんの治療で頭髪が抜けた場合などに保険金を支払う「外見ケア特約」を2018年4月から導入しています。これは、がん治療で脱毛や体の一部の切除による外見の変化が起こった場合、最大10万円の給付金が下りるという内容です。
「特約」とは、保険に加入する際の基本的な契約、「本契約」の保障内容だけでは足りない部分を補助するために加入する、追加の契約のことです。オプションのようなもの、と捉えると、わかりやすいかもしれません。次に、他にも医療用ウィッグの購入費を補助してくれる民間保険があるのか、見てみましょう。
医療用ウィッグの購入を補助してくれる民間保険の例
前章でご紹介した「アフラック」以外でも、医療用ウィッグの購入を助けてくれる保険があるのか調べてみました。AIG損害保険株式会社のには、医療保険の特約に「回復支援費用保険金」というものがありました。この特約は、抗がん剤治療による医療用ウィッグ購入費を実費で保障してくれるそうです。さらに「回復支援費用保険金」は、医療用ウィッグだけでなく
- 乳がんによる乳房再建の費用
- 高度障害状態となり必要となった住宅改造の費用
- 介護のために必要な機器購入の費用
などにも適用されるとのことでした。いざというときに、とても頼りになる特約ではないかと思います。その他の多くの民間保険の医療保険やがん保険では、「医療用ウィッグの購入のため」という条件ではなく、
- がんと診断されたとき
- 放射線治療を受けるとき
- 先進医療を受けるとき
などのタイミングで保険金がおりるというパターンがほとんどでした。こういった場合は、受け取った保険金の一部を医療用ウィッグの購入費に充てる、という方法になるでしょう。
また、医療用ウィッグのための保障とは違うのですが、「楽天生命」「東京海上日動あんしん生命」では、乳がん手術で切除した乳房の再建のために最高100万円の一時金が受け取れるプランがあるそうです。こういった民間保険のプランを利用して、少しでも患者様の負担が小さくなればと思います。
民間の保険って、何?
民間の保険が医療用ウィッグの購入を補助してくれるということがわかったところで、「民間の保険」について、少し詳しくご説明いたします。「民間の保険」というのは、「健康保険」「国民健康保険」といった公的な機関から補助される保険に対して、民間の保険会社などが保障をしてくれる保険のことです。テレビのCMなどで目にする機会も多いと思います。
民間の保険には、大きく分けて
- 生命保険(人間の生死に関与する保険。生命保険など)
- 損害保険(事故や災害などに関与する保険。自動車保険など)
- 医療保険(怪我・病気による治療・通院に関与する保険。がん保険など)
の三つがあります(保険会社によって、各保険の名称や内容は変わります)。民間の保険を選ぶ際には、自分が加入している公的な保険の内容ではカバーできない部分を補うように選ぶと良い、とされています。公的な保険は、加入する人の職業によって異なり、保証範囲や内容も違いますので、一概に「この民間保険のこのプランが一番良い」とは言えない、ということなのですね。
民間保険と公的保険の違い
民間の保険と公的な保険の違いは、以下の2つが挙げられます。
- 民間保険は任意加入、公的保険は義務加入
- 保障の内容や保険料の決まり方
それぞれ、詳しく見ていきましょう。
民間保険は任意加入、公的保険は義務加入
日本では、公的な保険には必ず加入しなければならない、という決まりがあります。これを、「国民皆保険」と言います。ですから、公的な保険への加入は「義務」なのです。就いている職業によって加入する保険は異なりますが、私たちは必ず何らかの公的な保険に加入しています。
反面、民間の保険への加入は一人一人の意思に委ねられていますので、完全に任意です。ただし、私たちが加入したい保険会社やプランを任意で選択できると同時に、保険会社も一定の基準を設けて加入者を選ぶことが出来るのも特徴で、加入したくてもできないケースもあります。
- 公的な保険への加入は義務。必ずいずれかの保険に加入できる。
- 民間の保険への加入は任意。保険会社の基準によって、加入できないこともある。
これが、まず一つ目の違いです。
保障の内容・保険料の決まり方
公的な保険の場合、加入している人によって保障の内容が変わる、ということはありません(加入している保険が異なれば、内容も異なりますが)。そして、公的な保険の保険料は、その人の収入によって決まります。
一方、民間の保険の場合、加入者が選択したプランによって、保険料や保障される内容が大きく異なります。保険料は、公的な保険が収入によって保険料を決定しているのに対し、民間の保険の場合、年齢によって保険料が決まります。「若い人は、自動車保険の保険料が高額」と言われていますよね。これが、年齢によって保険料が変わる、よくある例です。
さらに、選んだ保険のプラン内容によっても金額が変わります。何かあった時に保障してくれる内容が充実していればしているほど、支払う保険料も高くなるのが一般的ですね。
- 公的な保険は補償内容が一定で、保険料は収入で決まる。
- 民間の保険は補償内容が加入者によって変わり、保険料は年齢で決まる。
これが、もう一つの大きな違いです。
このように、民間の保険にはいろいろなプランがあり、保障内容や保険料もそれぞれ違います。いざというときのために、加入されている保険内容をしっかり把握していると安心かと思います。
とはいえ、民間の保険から受け取れる保険金は限られています。ご病気の治療の際には、医療用ウィッグ以外にも、さまざまな面で費用が必要になることと思います。ですから、患者様には本当に自然で、可能な限りリーズナブルな医療用ウィッグをお選びいただきたいのです。
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