かつらウィズトピックス

リレーフォーライフ 2022 福岡

がん征圧・患者支援チャリティイベント
リレー・フォー・ライフ・ジャパン 2022 福岡

『かけがえのない命、あきらめない心と明日への希望』

私たちWithは前年に引き続き10回目の参加となりました！

リレーフォーライフとは、がん患者さんやそのご家族を支援し、地域全体でがんと向き合い、がん征圧を目指します。１年を通じて取り組むチャリティ活動です。

1985年、一人の医師がトラックを24時間走り続け、アメリカ対がん協会への寄付を募りました。「がん患者は24時間、がんと向き合っている」という想いを共有し支援するためでした。ともに歩き、語らうことで生きる勇気と希望を生み出したいというこの活動を代表するイベントは、現在世界約30ヶ国、約4500ヵ所で開催され、年間寄付は300億円にのぼるそうです。

今回、かつらWithのブースでは、福岡県太宰府市にある太宰府天満宮の名物グルメ「梅ヶ枝餅（うめがえもち）」を販売しました。知り合いの梅ヶ枝餅屋さんから焼きたてのお餅を仕入れ、保温性のある箱に入れて会場まで運び、熱々の温かい状態でお届けしました。

開会式です！福岡でのリレー・フォー・ライフ・ジャパンは、2009年以来、今年度で14回目となります。昨年から会場を福岡女子大学に移し、コロナ禍での開催として感染対策を講じて一日限りの日程での開催です。

福岡県知事である服部誠太郎さんも会場に駆けつけ「このイベントをきっかけに、がんと向き合う人々を支援する輪がさらに大きくなっていくことを祈念します」とあいさつし、がん経験者や支援者の方々とのリレーウォークに参加しました。

福岡県では、がん患者やがん経験者のがん治療に伴う心理的負担を軽減するとともに社会参加を促進し、療養生活の質の向上を目的に、医療用ウィッグや補整具等の購入費を助成する市町村を支援する「アピアランスケア推進事業」も行っています。

私たちWithは2012年より毎年参加し続けて（途中コロナによる開催中止もありましたが）今回で10回目☆の参加となりました！さぁ～今年のリレーフォーライフが始まります！

今回のメインテーマは『かけがえのない命、あきらめない心と明日への希望』。たった一つのかけがえのない命。決して無駄にしないで欲しい！辛くてくじけそうな時もあきらめず前を向いて欲しい！あなたらしく生きて欲しい！

かつらWithでは、抗がん剤治療の副作用による抜け毛の患者様へ医療ウィッグを提供しています。リレーフォーライフを通じて、命の大切さ、がんの正しい知識を学び、その思いをたくさんの方へつないでいけたらと思います。

福岡県と女子学生が考える「がん」。がんは昭和52年以降、福岡県の死因第一位であり、年間約1万6千人の県民ががんで亡くなっているそうです。二人に一人ががんになる時代です。がんは早期発見が大切、がん検診へ行きましょう！とのことでした。

ふくおか公衆衛生推進機構理事・松浦先生の講演。早期のがんは自覚症状がないことがほとんどだそうです。「健康に自信がある」「検診が面倒くさい」「異常が出てからで大丈夫」と思っていると発見が遅れ、がんが進行してしまうかもしれないそうです。

がん経験者によるサバイバートーク。今やがんは不治の病ではありません。早期発見と早期治療で9割以上のがんは治るそうです（がんと診断されてからの5年生存率）。症状が無くても、がん検診で命を守りましょう！とのことです。

リレーフォーライフではさまざまな催し物があり、参加チームがブースを出店して賑わっています。バザーを出店しているチームやアロマセラピーやハンドマッサージを提供しているチームもありました。がん征圧のための寄付を募り、がんで苦しむ人や悲しむ人をなくす社会を作ります。

アメリカでは、リレーフォーライフで集められた寄付金によるがん研究の結果、白血病などの新薬「グリペック」が開発され、多くの命が救われたそうです。日本でも新しい治療法や新薬開発に向けた研究の助成に寄付金が活用されています。

今回、かつらWithのブースでは、福岡県太宰府市にある太宰府天満宮の名物グルメ「梅ヶ枝餅」を販売しました。梅ヶ枝餅は、太宰府天満宮の食べ歩き・お土産の定番として知られ、甘いあんこを包んだ焼き餅です。

お店オープンと同時に、大勢の方に買って頂き、大盛況♪ お一人で5個や10個買われるお客様もいて、 350個ほど準備したお餅が数時間たらずで見事に完売となりました！梅ヶ枝餅の人気とブランド力にビックリ！

梅ヶ枝餅の売り上げは全額チャリティーとして寄付しました(^^)/ 温かいお餅が会場の皆さんに喜んでいただけてハッピー♪ がん撲滅チャリティーもできて、リレーフォーライフもハッピー♪

当日はスタッフ総出でリレーフォーライフのイベントへ参加してました。そのため、お問合せのお電話やメールの返信など、いつもはオフィスで行なうデスクワークを「ノマドスタイル」にて行ないました。オフィスを飛び出して、青空の下での業務は新鮮な感覚でした♪

癌で亡くなった愛する人をしのび追悼する「エンプティーテーブル」。エンプティーテーブルとは、ここに来ることができなかった方の席を表し、がんで先に旅立った方を偲ぶセレモニーです。日が暮れたころ、会場の一角に小さなテーブルを置き、真っ白なテーブルクロスをかけて、その上にはリボン・バラ・レモン・塩・グラスを置きます。そして、会場にいる皆がテーブルの近くに集まり、静かに詩の朗読に耳を傾けます。

この小さなテーブルをごらんください。このテーブルは尊厳と名誉の象徴です。今日ここに集うことができなかった愛する人の席です。がんを告知され人たちそして私たちがルミナリエのともしびを捧げた人たちのための席です。この椅子に座るはずの人は今日ここにいません。がんと闘った多くの人たちが私たちのもとを去っていきました。でも彼らを失ったことを嘆くのではなくてその勇気ある生涯を讃えましょう。愛する人は家族と共に今日ここに来ることができなかった人たちのことを共に想い　讃え　彼ら想い出を。