抗がん剤治療の男性向け医療用かつら

副作用による抜け毛は、脱毛箇所が広がったり移動したり、変化する可能性があります。

抗がん剤治療のように医療目的で使用するカツラのことを『医療用かつら（メディカルウィッグ）』と呼ぶ場合もあります。

この他にも円形脱毛症・抜毛症や、手術痕・やけど・傷などの理由で医療用カツラが利用されます。

抗がん剤治療の副作用による抜け毛の場合、脱毛範囲が頭全体となる可能性が高いので、頭の一部位だけをカバーする「部分かつら」ではなく、頭全体をカバーする「全頭かつら」がお薦めです。

せっかく部分カツラを作製しても、次々と抜け毛の範囲が広がった為にすぐに使用できなくなってしまう場合があるからです。

女性向け医療用ウィッグをお探しの方は、『抗がん剤治療のための医療用ウィッグ』をご覧ください。

全カツラとは頭のほぼ全部を覆うために使用するカツラ

抜け毛の範囲にもよりますが、抜け毛が少量ならば、髪の毛を伸ばして上からかぶせるなど、ヘアスタイルを工夫するとで隠すことができます。

かつらを使用するという場合は、『全頭かつら』をオーダーすることをお薦めします。

全カツラとは頭のほぼ全部を覆うために使用するカツラです。フルウィック、全カツラ、全ウイックと呼ばれているものも全頭かつらの部類です。

自然につけこなすコツは、髪を短く切り過ぎない事

女性のようにある程度髪の毛が長い場合にはなんの問題もないのですが、男性のようにもみ上げやうなじ部分を刈り上げるような髪型の場合、かつらで再現するのは難しいです。

少し毛が伸びたかな？ぐらいのヘアスタイルがカツラとしては自然です。

全頭カツラを自然につけこなすコツは、髪を短く切り過ぎない事です。