かつらの毛が抜ける原因
かつらの毛が抜ける原因でもっとも多いのは、人工皮膚部分が老朽化して毛が抜けるケースです。人工皮膚は主に、分け目やつむじ部分に使用します。本物の皮膚のように似せて作っているので、ネットベースより自然に毛が生えているように見せることができるという、大きなメリットがあります。その反面、人工皮膚はコーティング剤で接着してあるだけなので、毛を結びつけているネットベースよりも毛が抜けやすいというデメリットもあるのです。


他の原因のひとつとして、汗の酸が、カツラの髪のたんぱく質を壊してしまい、切れ毛や枝毛の原因になるということがあります。お客様の中でも特にスポーツ等で汗をたくさんかかれる方や、汗かきで汗が溜まりやすい部分が脱毛するケースがあります。すべてのかつらユーザー様に起こることではないのですが、使用される方の汗の性質や量、ウィッグの洗髪やお手入れの状況にもよるようです。
予防するには
ブラシなどで髪を梳くとき、いきなり根本から梳かすのではなく、根本部分を手でつまんで、毛先部分を先に梳いて絡みをよくとってから、やさしく根本からすいてください。かつらの毛はひっぱっても痛くないので加減が難しいですが、ご自身の髪を梳くように、やさしく扱ってください。
ハードスプレーなどで髪を固定しているのにも関らずくしやブラシで梳くのも、毛を強くひっぱってしまう原因です。ハードスプレーは毛先をロックしている状態ですので、当然梳くと、毛先がひっかかり、根本の毛は強く引っぱられてしまいます。ハードスプレーは使用しないようにしてください。
シャンプー剤によっては、脱脂力(油汚れを落とす力)が強すぎて、毛髪・ベースの両方が傷み・抜ける原因となっているものがあります。シャンプーが本来の汚れを落とすという作用そのものが、カツラの毛とベースの樹脂や繊維の油分を取り除き、少しずつ傷めていくのです。かつらに最適なシャンプーをお使いになることをおすすめします。
修理と買い換えの目安

人工皮膚部分の毛が抜けてしまった場合は修理が可能ですが、他のネットベースも老朽化して毛が抜けるようであれば、かつらそのものの寿命といえます。かつらの交換をご検討ください。
人工皮膚同様の自然さは欲しいが、毛が抜けやすいのは困るという方には、ウィズのフリースタイルAirプラス仕様がお奨めです。地肌は本物の頭皮のようにリアル。より自然な地肌・より自然な根元を可能にしました。