ファッションウィッグの失敗でカツラの良さを感じる

今も思う事ですが、ファッションウィッグとカツラの選択肢を誤りました。

あのまま、カツラだけを考えていればと。

ファッションウィッグを使用続けた結果、変な癖がついてしまいました。

もみ上げをやたら押えるように触ったりする事です。

ファッションウィッグの両サイドがいつも浮きやすかったので、つい手で押えることが癖になってしまいました。

時が経てば癖も直ると思っていましたが、中々消えません。

ファッションウィッグはとにかく暑い

今も暑くなると思い出します。

甥の結婚式も残暑が残る時期でしたが、その時はカツラでしたので、暑さを感じる事がなくごく自然に過ごせました。

ところが、ファッションウィッグに変えた春先頃から、やたら汗をかくようになっていました。

元々汗はかかないほうなので、汗が頻繁に出てきた時、夏を過ごせるのか心配になってウィッグをさらにカットして調整したのですが、もみ上げを直し過ぎて、両サイドのワイヤー部分が浮いてしまう事で余計な心配が増えました。

夏場は、その土台とワイヤーを大きくカットして加工し使用しますが、そうしないと暑くて被れません。

頭頂部に熱が集中するので、汗が止まらない状態で過ごしていました。

それに前髪とこめかみのあたりは、ウィッグの毛が触れると痛いのです。

特に前髪が額に触れると、突き刺ささるのでチクッとします。

それが嫌でカットを重ねるので余計に心配することになるのですが、チクチクするのが嫌で前髪のカットを続けていました。

それでも汗だくになりながら、何とか気力で被っていたのです。

普通、暑い日に電車に乗った時は、間もなく汗は引いてきますが、ファッションウィッグは熱を保持している為、全く冷房効果がありません。

小川のように汗が溢れて出てきます。

周りの人が一人タオルで額を拭いていた私の頭を不思議そうにジロジロ見ながらコソコソ話をしていた事を今も覚えています。

安価なウィッグを選ぶより、かつら専門店へ相談を

こんな辛い話にならないよう、皆様には警鐘を鳴らします。

ウィッグを考えるくらいなら、カツラ専門店の商品を検討して下さい。

専門店はカツラ・ウィッグ・部分カツラなど色々な種類が揃っています。

私のような事は起こりません。

ファッションウィッグは通年の使用が出来ません。

●　蒸し暑い日や夏場は絶対ダメ、滝のように汗が流れます

●　カツラではないので毛髪に反射光が発生し熱を持ちます

それで、毛がはね上がってしまいカットするしか方法がなくなり、いずれ中が見え始め、新たに購入しなければならなくなります。

ファッションウィッグの購入は１度使い始めると強制と言っても良いくらい、すぐ使い物にならなくなります。

私は、毛のはね上がり・もみ上げを直し続けた事にも大変苦労しました。

通常は３ヶ月に１度１つ購入する程度でしたが、6,7,8,9月は月に２つのファッションウィッグを購入し、２つとも同じようにカットして入れ替えで被らないと大変でした。

そうしないと、ビンビンにはね上がった毛を戻すのに時間がかかる為です。

汗臭さを消す為の洗髪とセットする時間もかかるので、次の日に被ることが出来ないのです。

秋になる頃には、趣味で集めているかのように、部屋中ファッションウィッグの展示場になっていました。

ですから、目立たずに使うことをお考えの方は、ファッションウィッグの使用は絶対止める方が良いでしょう。

毎日使用する物ですから、目立たず安心して使うのであれば、カツラを使用する方がより良い選択と考えます。