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男性かつら体験談

  • 他社メーカーからの乗り換えを経験。ペンネーム:Oさん

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エピソード3

Withのかつら、引渡しの日

実際にカツラを作られたお客様による体験レポート

やっとできて来たWithのかつらとご対面。他社と比べてWithのフィッテイングはいかがだったのでしょう?気に入っていただけたのでしょうか?

男性ユーザーO様から頂いたレポートです。

ついに「製品が届きました」という待望の電話が

7月14日に自由が丘のa-reu a-reuで型取りしてからちょうど丸2ヵ月後の9月14日、a-reu a-reuの中原さんから「製品が届きました」という待望の電話があった。

しかしなんだかんだお互いの都合が合わず、引渡しの日は24日の夜6時半からということになった。

残念ながらその2日前から風邪を引いてしまって僕の体調はあまりよくなかったのだが、高熱があるとか咳が止まらないとかいうほどの目立った症状があったわけでもなかったんで、予定の変更は考えなかった。

当日の午前中に中原さんから電話があった。

確認の電話かと思ったらそうではなく、僕の直前の人がキャンセルでもしたのだろう、少し早く来てもいいという内容だった。

それでも余裕を持って僕は「じゃあ6時ぐらいに」と言っておいた。少しは行く前に休みたかったからだ。

そんなこともあって仕事を早めに切り上げ、少し横になったあと、4時過ぎにうちを出た。外は冷たい雨が降っていたから、いささか古ぼけた傘を差して。

横浜から東横線に乗り換えて自由が丘に向う。結局5時15分頃自由が丘に到着してしまった。

約束の時間は6時である。ちょっとペースが早すぎるかな、と思ったが、喫茶店で時間を潰すほどでもなかったんで、そのまま冷たい雨の中、前回と同じコースを辿ってa-reu a-reuに向う。

「八雲3」交差点を左折してしばらくすると、a-reu a-reuの看板が見えてくる。

そんなわけで僕は、約束の時間よりも30分早い5時半に到着してしまった。 入り口のドアは開いていて、中には中原さんと、前回はいなかったもう1人の男性の美容師の方がいた。

「早すぎちゃいましたね」 と言うと、中原さんが「いえ、ちょうど今終わったところですから」ってことでタイミングは悪くなかったみたいだ。そういえば今日は他にはお客さんの姿はもうなかった。

トイレを貸してもらって用を足して出てくると、もう中原さんに、「どうぞ」と椅子に案内された。

ウィズのかつらの仕上がりは?

というわけでいよいよ始まり・始まりである。

もう1人の美容師の方は「それじゃ、お先失礼します」って感じですぐに出ていってしまった。

ずっと一緒にいるのかと思ったら、違うんだね。また前回のようにブラインドを下ろし外界と遮断される。

美容院の中は僕と中原さんの2人だけになる。 バックには軽く音楽が流れている。今回は夜ということもあり、ちょっとした異空間がそこに現れた感じになった。

まずは中原さんが中国から送られてきた製品を見せてくれる。まだカットしてないから、髪は長いままだ。

そのとき気がついたのか、あとで気がついたのかはもう忘れてしまったが、確かに髪には白髪が少量混ざっていて、あと全体的にも今のA社の製品よりもやや明るい感じがした。

真っ黒でツルツルとしたイメージの強いA社の製品とはかなり違った印象だ。

何しろ風邪で少しぼおっとしていたから順番をはっきりと覚えていないのだが、A社のカツラを頭から外したあと、早速一度新しい製品をピン留めしたんだと思う。

ピンはA社のそれと違って小さいゲジゲジタイプのもの。個数はA社と同じ4個。場所も左右と後ろ2ヶ所と全く同じ。

それを中原さんが4ヶ所留めたときに感じたのは「へえ。留めた感じがしないなあ」というもの。

A社のピンの方が大きいせいか、留めたときに少し引っぱられて痛い感じがしたのに、それがないのだ。

「こんなのでちゃんとしっかりと留まっているのかな」と心配したほどだ(実際はちゃんとしっかりとしていることが後に判明)。

で、もう一度外してA社の方でオデコの取り付け位置を確認したのかな?どうも前回の型取りのときに少し後ろ過ぎる位置で指定してしまったことが気になっていた僕は、やや前の位置を彼に教えたと思う。

っていうのも、最初新しい製品を乗せたときに、「あれ?オデコの方にあまり毛がないじゃん」と感じたからだ。これはあとで違うことが分かるんだけれどね(一部前に垂らすようにするから)。

早速ウィズ製品のカットを開始

で、まあ、ともかく、順番がやや定かでない部分があるが、カッティングが始まった。

ここが一番腕の差が出るところだ。

そしてその頃から感じ出していたことがあった。それは、「今日はお互いよく喋るな」ってこと。

前回のときは最後まで、中原さんと100%波長が合っているという感じはしなかったのに、今回は妙に最初からそれが合っている感じがした。

風邪でぼおっとしていて、本来ならばウトウトとしていたかったはずの僕がよく喋ったのがそのいい証拠だと思う。

まあ2度目ってこともあるのかもしれない。

中原さんはカミソリのようなもの(っていうか、カミソリそのものだったのかもしれないが)で、髪をすいていく(要するにカットしていく)。

それがとても鮮やかで、さっさかさっさかやっていく。なんだかもったいないくらいにカットされた髪の毛が床に落ちていく。

その間いろいろな話をしていた。

今回僕は、WITHのHPにあるように、ちょっとふわっと前髪を浮かすような髪型にしてもらうことにした。

そうすると毎回自分でそういう髪型を作っていかなくちゃいけないのかと思うと面倒だよね?

しかしそんなことはないらしい。シャンプーしてドライヤーで乾かしたあと、手櫛でさっさっとやるような感じでいいらしい。

あまり櫛を使ってきれいにとかしすぎるとかえってカツラっぽく見えてしまうのだそうだ。

これは実際完成したあとやってみせてくれて、「なるほどな」と思った。

担当スタイリストと様々な会話も楽しむ

中原さんはWITHの立ち上げのときからすでに参加しているらしい。「どういうきっかけで?」と尋ねたら、自分で独立して店を構えたときに、「何か新しいことをやってみたい」と思っていたところにたまたまそういう話があったことによるらしい。

普通の美容院とWITH提携店と両方やっていると、普通の美容院の経営の邪魔になることはないのか、という質問もしてみた。

ほら、カツラのお客さんがいたら一般のお客さんは同じ時間帯に入れられないでしょう?それじゃ一般のお客さんを逃してしまうようなことにはならないのか、ということね。

そしたら、うちは2人でやっている規模の美容院だから、カツラのお客さんをやっているときに何人もの普通のお客さんを逃すということはないから、それほどでもない、ということだった。

「これが駅前でやっているような大きな美容院ならまた別でしょうけれどね」と中原さん。なるほどなあ、と思った。「まあその場合は(カツラのお客さん用に)個室を作るでしょうけど」とも言っていた。納得である。

北海道からわざわざ作りに来る人もいる、という話を聞いたときにはさすがにびっくりした。わざわざ飛行機代を払ってまでして来ても、まだ大手のカツラを作ることを思えば安いってわけだ。

装着方法も念入りに確認

そうそう。僕の場合オデコに毛がないわけだから、当然オデコは両面テープで固定する。これはもうA社でも何年もやっている方法だ。

ところが中原さん、「テープはお使いになりますよね?」と妙な聞き方をする。

「当然じゃないか」と思ったのに、意外なことに、僕の場合、まだ左右にもそこそこ毛があるから、「テープは貼らなくても大丈夫」だというのだ。

実際彼が何度かカツラをつけたり外したりしたときには一々テープは使っていなかった。

その状態でカッティングなどをしていたのに、案外安定していたのだ。

まあもちろん「貼った方が安全だとは思います」とは言っていたけれどね。

実際、オデコの方から持ち上げるようにすればすぐに上がってしまうもの。

あと気になる点といったら、人工毛と違って人毛は、段々色が落ちていって茶髪化するということ。

だから定期的に染色しなくてはならない。 僕は8ヶ月が限界だろうと思っていた。

しかし中原さんに言わすと、使い方にもよるが、1年以上持つ場合もあるという。

カツラは2つ持っていた方が良いのか?

とはいえ、ピンが壊れるということもありうる。そういう修理の場合のことなどを考えると、やはり半年後ぐらいにもう1つ作った方がいいんじゃないかと思うんだ。

そういうときには元のA社のを使えばいい、という考え方もあるが、もう多分元のヘアスタイルには戻れないだろう。

やっぱり不自然だもの。

しかし中原さんは「それは2つあった方が便利ですが・・・」と言いつつも「1つでずっと過ごす方もいますよ」と、無理にすぐ2つ目を作るような押し売りはしてこない。

してこな過ぎるくらいしてこない。

もちろん同時に2つ作ってしまうと、不満があった場合にもそのまま2つ続けて使わなくちゃならない。

だから、半年ほど様子を見てみて問題がなかったら次のを作る、というのが一番いいような気がする。

カッティングも終盤に近づき・・・

さて、そうやって話しているうちにカッティングが次第に終わりに近づく。

中原さんは櫛や手を使って髪形をざっと作っていく。それがまたいい加減にやっているようで、ちゃんと絵になっていくのが不思議だ。

っていうか、ざっとやっているから髪の毛の間に隙間が開き、ふわっと感が出るのかもしれない。

自分でもシャンプーのあとにあれができるのかどうかがいまだに疑問だったりするけれど。

そうやって段々カツラが形を成していくときに感じたことは、やっぱり今までとは毛質(人工毛と人毛)の差とか、髪型の差があるわけで、それが人(他人)に違和感を与えないか、ということだった。

特に、前髪がふわっとしている点が今までとはかなり異質な印象を与える可能性がある。

っていうか、前のA社のが人工毛であったせいか、ツルツル・テカテカしていてベタっとしていたのに対し、今度の髪質は全体的にもふわっとしているといおうか、悪くいえば(相対的に言えば)パサパサしている感じがあった。

そこで中原さんにこう質問してみた。

「やっぱりこれ、かなり髪型が変わったこともあるし、毛量も違うから、『なんか変わった』って人から思われませんかね?」 でも中原さんは、だいたい前のカツラと同じような形にカットしているし、心配ならシャンプー直後だけ油分を含んだクリームを塗ればパサパサ感はなくなるから問題ないと言っていた。

数日経つといやでも脂分で多少べっとりとしてくるものらしい。なるほどね。

自毛のカット・シャンプーも可能

で、製品の髪型がほぼ出来上がったあとに、自毛の方のシャンプーしたんだっけな?

これは、床屋さん式のうつむく形のやり方じゃなく、美容院式の、後ろにのけぞる形のやり方で「初体験」である。

なんか変な感じだよね。中原さんに「力を抜いて結構ですよ」とか言われてました、私。

洗い終わったあと、ドライヤーで髪を乾かしてもらって、そのあとマッサージが入った。 で、それから自毛のカットもしてもらった。

まあ、自毛のカットが先だったかシャンプーが先立ったか、もう忘れちゃったんだけれどね。なにしろぼおっとしていたから。

本当は自毛のカットは千円カットみたいなところでも十分だと、前回の型取りのときに中原さんに言われていた。

美容院でやってもらうと高いからね。少ない毛をちょっとカットするだけなのだから、まさに千円カットぐらいが本当はちょうどいいのだ。

でも今日までやりそこなっていたのだから、まあしょうがないです。

カツラのシャンプー方法も実演付きでレクチャー

一通り終わったあとに教えてもらったのが、「カツラのシャンプーの仕方」だ。実際に僕のカツラを使って中原さんが実演してくれた。

市販のシャンプーでもかまわないみたいだが、一応WITH推奨のシャンプーはある。

アトピーの人でも安心して使えるシャンプーだそうで、結構カツラっていうのは製品を作る段階で髪がそこそこ痛むものだから(たしか一度脱色してキューティクルを落としてからまた染色するはずだ)、故にアトピーの人でも安心して使える低刺激性のシャンプーの方がいいというわけ。

それを洗面器に薄く張ったぬるま湯の中に少量(1プッシュ程度でもOKとのこと)入れ、シャンプーの混ざったぬるま湯で、製品を、荒い目の櫛を使って洗うようにする。

決して地毛(地肌)をシャンプーするときのように指で立ててゴシゴシと洗ってはいけないそうだ。

そして洗い流したあと、水気を取る時もタオルで包み込むようにして、上から叩くような感じで行う。

このときも当然指でゴシゴシ拭かないようにする。 まあこのあたりはWITHのHPに詳しく載っている。

あとは、一度頭の上に製品を乗せた状態でドライヤーで乾かす。このときも指(手櫛)でとかすような感じでやればいいみたい。

まあ中原さんは櫛も使っていたけれど、かなり大雑把にやっていた。

それでも何となく段々形になっていくのがまた不思議だった。

「変にクセがつくことはないのかな?」と思ってしまった。例えば毛が外側にそっくり返っちゃうとか。

このあたりは今後使ってみないとよく分からない。

「大手の半額以下」でカツラが手に入った!

さて、最後は支払いである。 WITHのカツラの定価は148,000円。

それを一括で払ってしまう方法もあるが、僕は前金として型取りをしたときに6万円(+税)を払う形を取ったから、今日は残りの88,000円(+税)を払う。

ついでにWITHお薦めのシャンプーも600ml買った(100mlあたり600円)。

さらについでにオデコに貼る両面テープを買ったのに、それでも全部で10万程度。

当然自毛のカット代は別です。これはa-reu a-reuに払う「美容院代」だからね。

というわけで、大手で買えば1つのカツラだけで50~60万は取られるカツラが148,000円+?で手に入ったというわけ。

「どちらをつけて帰りますか?」と中原さんに尋ねられた僕は、一緒に外の雨の様子を見にいき、あまりひどそうじゃなかったんで、早速新しいカツラを装着し、今までのA社のカツラの方を、本来WITHのカツラを入れるケースの方に入れて持ち帰ることにした。

家族からも好評!「WITHのカツラを選択してよかった」

こうしてやっと長い、しかし濃密なひとときが終わりを告げた。始まったのが5時半だったのに、もう僕がa-reu a-reuを出たときには8時を少し回っていた。

「何かあったらWITHかこちらの方にでも電話を下さい」と最後に言われる。

A社ならそのあとも月に1階指定サロンに行くのに、これで終わりというのが、なんかちょっと寂しくもあったし、あっけない感じもした。

まだ外は雨が降っていて、中原さんは入り口まで来てくれて僕を見送ってくれた。「いい人だなあ」と思った。

そして21時半、風邪の中、長い旅を終えて自宅に戻ってきた僕。 早速鏡であらためてWITHのカツラを装着した自分の姿を見てみた。

う~ん。格好はいい。しかし、やはり前と比べると前側に毛量がありすぎる。

まあ、ありすぎるってよりも、今までがなさすぎたところにもってきて、作ったばかりだから毛量が多いのと、ふわっと浮かしているから沢山あるように見えるのと両方なのだが、やはりかなり印象が違って見える。

それと白髪を少量入れて、色も真っ黒だった以前のA社のカツラと違ってやや明るいものに変えたせいで、自分では軽く違和感を感じた。

興味津々って感じで家人が様子を見にくる。

僕は、「今度のは人毛だし、前と違って白髪を入れたりして明るくなったから随分イメージが違うよ」と言い訳したあとに、新しいカツラを見せた。

そしたら、「今の方が全然自然に見える」ということだった。

それを聞いて途端に安心し、「WITHのカツラを選択してよかった」と胸をなでおろした僕だった。

   

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