男性かつら体験談
大手かつらメーカーを経て、ウィズへの乗り換えを経験。チロリンさん(30代男性)

最初にかつらを購入した時のエピソード
最初にかつらを購入した際のエピソードやその時の様子はどうだった?
私は自宅に戻り、改めて見積もりを確認しました。そこで、また深いため息が。
鏡を見ると確かに大手かつらメーカーA社のカウンセラーが言うように、カツラを使用するレベルでないのも確かです。
恐らく10人いれば、9人は市販の育毛剤で対処するレベルです。
悩んだあげく、もう1社、相談に行く事にしました。皆さんもご存知のかつらメーカーB社です。
当時、頻繁にCMもやっていて、A社同様、ただ有名というだけで候補にしていました。
後日、B社に訪問するわけですが、金額的には、さほどA社と違いはなく、少しだけA社が安かったのを覚えています。
『やっぱ、それぐらいするんか…』
ほんの僅かな希望がもろくも崩れ、厳しい現実を突きつけられた思いがしました。
結局、私は親にも兄弟にも、ましてや親友にも相談せず、一人で悩み、一人で決断しました。
そう、カツラデビューという重大決断です!
大切なのは【タイミングを逃さないこと】
その頃は就職活動真っ只中。
来春には私を知る人間は、ほぼいない新たな生活が始まるわけです。
つまり、チャンスです!
来春までの好機を逃したら、『あれ?髪増えてねぇ?』という恐怖の質問を受けるはめになるはずです。
これを読まれている方にお伝えしたい事は沢山ありますが、まずは、
【タイミングを逃さないこと】
です。
まだ大丈夫。まだ大丈夫。という自分への誤魔化しは、やがて周囲の人達を誤魔化せない状況を自ら招くことになりかねません。
いずれ、そうなる可能性が極めて高いのなら、育毛や発毛などの延命措置ではなく、本質的な問題解決に踏み込んで頂きたいと思います。
私は卒業と同時にA社でカツラを購入し、何食わぬ顔で晴れて多くの同期と共に堂々と入社式に臨みました。
その同期の中には先々、薄くなると想像出来る寂しげな前髪の人もいました。
あれから20数年後、やはりその人は完全にサムライ状態となり、今ではスキンヘッドにしています。
その人は数年前から育毛に通っていたという噂があり、頑張っていたはずですが、抜け落ちようとする強力な薄毛遺伝のDNAの前には延命措置でしかなかったという事です。
当時(1990年代の初め頃)と違って、 今ではインターネットでいくらでも情報を集められます。
是非、複数の会社に資料請求をし、納得するまで比較検討される事を推奨します。
ただ、業界最大手だからと言って、全てがいいわけではありません。
そのあたりの情報は次回、お伝えしたいと思います。