かつらの使用をお考えの方には「スポーツが趣味!」「運動が好き」という方もたくさんいらっしゃいます。また、陸上でのスポーツだけでなく、水泳をされる方も多いです。さらに、お子様の場合は体育の授業があったり、まだまだ走り回って遊びたいお年頃、ということもあります。ここでは、かつらを着けたまま運動や水泳ができるのか?をご紹介致します。
テニスやゴルフなど誰かと接触しないスポーツは大丈夫

「スポーツ」といっても色々な種目があり、ルールや楽しみ方も様々です。かつらをつけてスポーツをされる場合、テニスやゴルフなど、誰かと接触する心配のないスポーツはあまり神経質にならなくても楽しんでいただけるでしょう。ランニングやウォーキングももちろん大丈夫です。ただし、こういった人と接触する危険性がないスポーツでも、転倒にはお気を付けください。
また、もしかつらを着けたままスポーツをされる場合は、途中で鏡などでつけ位置や髪型が乱れていないか、こまめにチェックして調整する、というケアが必要です。汗を手でぬぐったりタオルで拭いたとき等にずれたり不自然になったりしないよう気をつけてください。
サッカーやバスケットボールなど、接触する可能性の高いスポーツは危険!
他の選手と接触しないスポーツでしたら、かつらを着けた状態でもお楽しみいただけるのですが、サッカーやバスケットボールなど、相手選手と接触したり、転倒の恐れのあるスポーツは危険なのでおすすめできません。自分では気を付けていても、接触の際に相手に頭を触られて、ウィッグのつけ位置がずれたり、取れてしまう可能性もあります。ピンを利用している方は、ボールがピンの位置に当たってしまい痛い思いをするかもしれません。
もし、どうしてもこういった類のスポーツをされる場合は、両面テープなどを使用して、通常時よりもしっかりとウィッグを固定するようにしてください。また、帽子やヘルメット・武道の防具などは、被っている間はかつらがずれたり取れたりする心配はあまりないかと思いますが、脱ぐ時にはかつらが一緒に取れてしまわないよう、少しずつ、ゆっくり外すようにしてください。

汗の放置は禁物!スポーツ後のかつらのお手入れ
体を動かして汗をかいた後は、かつらにも汗の成分がついて残っています。その汗の成分をそのまま放置すると、においの原因になるだけでなく、かつらの劣化を早めることになってしまうので、注意です。特に、両面テープを貼るためのコーティング部分は樹脂製で、汗の成分にとても弱いですので、汗が付着したまま放置してしまうと、劣化してぼろぼろになる恐れがあります。
また、人毛は汗の酸の成分に弱いですので、汗が付着したまま放置していると、毛が弱くなり、根元からプチプチと切れてしまいやすくなってしまいます。切れ毛がすごくてかつらの毛が減ってきた、ということで新たな毛を植えても、汗で劣化した毛は元には戻らず、そのまま残っているので、切れ続けてしまいます。
かつらを長持ちさせるためにも、毎日かつらの内側をぬれタオルなどできちんと拭き、汗が残らないようにすることが大切です。また、一週間に一度程度、シャンプーをしてウィッグを清潔に保つようにしましょう。ウィッグのシャンプーはご自宅でも行って頂けますし、もしご希望がございましたらウィズヘアショップでも承ります。

ご自宅でシャンプーをされる場合は、ウィズお薦めの、ウィッグに優しいタイプのシャンプーをお使いください。
かつらをつけて水泳はできる?

かつらをつけて水泳をしたい、という方もたくさんいらっしゃいますが、これもおすすめすることはできません。かつらを接着剤で強力に固定したり、水泳キャップで押さえながらであれば、なんとか水泳をできないこともないかももしれません。しかしやはり、水圧で外れてしまう心配があります。水泳キャップも、被っている間は大丈夫かと思いますが、外す際には注意を払わないと、かつらが一緒に取れたり、ずれてしまう恐れがありますので、気を付けながら、外すようにしてください。
また、水泳ができるできないは別として、海水やプールの水に含まれる塩素は、かつらの毛に良くなく、毛の傷みや退色の原因になってしまうから、あまりお勧めはしたくありません。自毛でもよく水泳をしている方の髪の毛が、カラーリングしているわけではないのに茶髪っぽくなっていることがあるかと思います。それが、塩素による髪の退色です。かつらの毛に海水やプールの水、直射日光は良くないのです。
お子様の場合、気になる体育の授業は?
お子様用のウィッグをお考えの保護者様が特に気になられているのが、「体育の授業は大丈夫なの?」という点かと思います。走ったり、激しすぎる動きのないダンスとかはもちろん大丈夫でしょう。
学校での体育の授業も、上記でご案内したようなサッカーやバスケットボールといった、生徒さん同士で入り乱れて、接触の危険性が高いスポーツは要注意です。また、接触はしなくても、マット運動のでんぐり返し、鉄棒や逆立ちなどは、ウィッグがずれたりする可能性が高いです。
激しい運動をされる際には、両面テープやピンなどをいつもよりも多く使用してしっかり固定するなど、事前の準備を万全にしてください。髪の長い女の子でしたら、ウィッグの毛と自毛を一緒に結んで、取れにくくするという方法もあります。

夏のプールの授業のときは、やはりウィッグをつけたまま参加されるのはおすすめはしておりません。水泳帽をかぶって泳ぐこともできなくはないですが、その場合は水の抵抗をやわらげるよう水泳帽はネットで出来たものを使用してください。また、あご紐をかけて、水泳帽が外れないよう固定した方が良いでしょう。
小学校高学年、中学校くらいのご年齢になると、ご自分でウィッグがずれていないか、などを注意しながら、運動を楽しまれているお子様もいらっしゃいます。ただ、小さなお子様の場合は、自分で上手に装着やチェック、お直しができないことも多いですので、事前に幼稚園や保育園、学校の先生に相談されることをお勧めいたします。