女性ウィッグ体験談
高校1年生から円形脱毛を繰り返していた20代女性の医療用ウィッグ体験談。岡田さん(20代女性)

お医者さんに行かれたり、どなたかに相談されましたか?
母親も、「いつものことだ」と思い深刻には考えてなかったようですね。
あとは、私の担当だった美容師さんにも言いました(症状が軽い時に)。
けれど、『気にしたらよけい抜けるから』くらいの反応でした。
歯が痛くなったのが脱毛しだしたことのきっかけだったのかなと思い、歯科衛生士の友人にも「歯の痛みと抜け毛は関係あるのか」を聞いてみました。
結果は、『今まで聞いた事がない』でした。
助産師をやっている友人にも、歯痛とホルモンバランスの関係を聞いてみましたが、結果は、『ゼロでは無いかもしれないけど、ストレスでホルモンバランスは崩れるから・・・』でした。
それ以外では、ネットで検索した専門サイトのメール相談に質問を送りました(回答はなかった)。
また、頭皮環境を整える海外のシャンプーを扱っている方にメール相談したりしてみました。
ちなみに、こちらの方はとても親切に質問や悩みに答えてくださり、すごく励ましてもいただきました。
サンプル商品なども使用させて頂いたのですが、時すでに遅く頭皮が露出し始めていたので、また別の対処法を探しはじめました。
薄毛・発毛・育毛・の方たち専門に独自研究開発をされている美容院にたどり着き、カウンセリング・施術をしていただきました。
このとき、『抜けるのは仕方がない。それよりも次に生えてくる毛を健康に太く育てる為に、前向きに気持ちを切り替えて頭皮環境を良くしていく事を考えて』と言われ、瞬時はそう思ったのです。
でも、お店で大量に毛が抜けて(2度洗髪されたので)、すでに髪の毛の量もなんとかまとめると隠れてた頭皮が、まとめてもあらわになってしまい・・・誤魔化しようが無い状態になってしまったんです。
抜けるのを防ぎたかったのに、抜ける髪に対する対処法・その後のケア(その他の方法のアドバイス等)などは何もなく、『カツラや帽子で隠しても、気にしてストレスがたまって頭皮には良くない』と言われるだけでした。
私としては、髪の毛のない自分を受け入れることができず、そちらの美容院で購入した商品そして店長さんの言動全てが信用できなくなってしまいました。
結局商品は返品させていただいたのですが、最後に言われた言葉が『今からお手当てしてたらまだ間に合うけど・・・。まあ自分のしたい様にすればいいんじゃない』でした。
そのお店との関わりが無くなって良かったと、その時に思いました。
このままだと引きこもりになりそうだし、月曜日は仕事には行きたくないという気持ちでいっぱいとなったので皮膚科に通おうと思いました。