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ばれやすいかつらとは?
付ければOK♪ではありません
ばれやすいかつらとは?
付ければOK♪ではありません

この道20年の専門スタッフが、
「すぐにわかる?残念なカツラ」を解説
時々、分かりやすいかつらを被っている人を見つけることがあります。
かつら会社で働いていますので、「職業病」と言いますか、普通の人より「かつら」に敏感かと思います。
大半のかつらユーザーの方は、人から見て自然で違和感がないようにと、いろいろ自己チェックをしながら何かしらの工夫しておられます。
そしてパッと見ただけではわからないように気をつけておられます。
かつら人口(かつら利用ユーザー数)は意外と大勢います。
その割にはかつらと明らかにわかる人は少ないのではないかと思います。
大部分の多くのユーザーの方々は上手にカツラを着けていらっしゃるのです。
しかし、一般の人でもすぐ分かってしまうかつらを着けている人も実際にいらっしゃいます。
すぐにかつらと分かってしまう人の特徴は、とても不自然に見えることです。
また、そのようなかつらを着けている人は、周囲から指摘されても、自分自身を変えようとしないポリシーがあるように思えます。
(ポリシーに違いない、そうでなければ、あのようなばればれなかつらを平気で使えるはずがない!そう思えるようなひどいかつらをつけておられる方がたまにいらっしゃるのです!)
かつらの生地が破れていてもそのまま使っていたり、脱毛しているかつらを黒く塗りつぶしたりしていることもあります。
また、人工毛のかつらを装着していらっしゃる方には、年数が経っているのか毛が黒光りしており明らかに自毛と全く違っていておかしいというような方もおられます。
すぐにわかるかつらは、どう頑張っても、素人でもわかってしまうのです。
かつらと分かってしまう瞬間
かつらを使っている人の多くは、誰にも悟られたくないと思っているはずです。
すぐにわかるかつらは別として、普通のレベルのかつらでも、「かつらだ!」と分かってしまう瞬間があります。
それは、かつら自体というよりは、かぶり方などで、やはり不自然に見えるポイントがあるからです。
ばれにくいかつらでも、ばれてしまう要因があるのです。
今からお伝えすることをしっかり覚えておくと、いざ、かつらを使う時に失敗が少なくなるでしょう。
1.着け位置

かつら初心者の方が、陥りやすい間違いは、「自然なかつら」=「被ればOK」ということです。
何も考えずに被れば自然ということは、絶対にないのです。
かつらと悟られないようにするためには、「かつら」をよく知ることが一番の近道です。
かつらのかぶり位置がおかしい人がいます。年齢の割りにやたらと額がせまいというような場合は何か違和感を感じるものです。
どんなかつらでも、着け位置を間違えないこと、「基本中の基本」ですが、意外とできていない人が多いのです。
あと、微妙に着け位置がずれるだけでも自毛に馴染まなくなる場合があります。
最初に作った時に被った着け位置、これを憶えて、必ず同じ位置を守ることが重要です。
また、どんなに自然なかつらでも、被り位置がコロコロ変わると、誰が見ても不自然に見えます。
会うたびに何かその方の印象が違うというようでは駄目です。
point
かつらの髪の毛は黒々ならないように明るめの黒の髪を混ぜましょう♪
2.部分かつらの段差

次に、よくありがちなばれる原因は、部分かつらの自毛とかつらの毛の段差です。
自毛は伸びますが、かつらの毛は伸びません。
自毛の手入れを怠ると、不自然な段差ができてしまい、かつらと分かりやすくなってしまうのです。
分かりやすくなるのは、毛の長さだけではありません。
人毛のかつらの毛は、退色してきます。
自毛は生えかわりますので、退色があまり目立ちません。
自毛も退色はしますが、かつらよりもゆっくりと退色していきますので、かつらとの毛色に差が生じます。
かつらの染色を怠ると、かつらと自毛の境目が目立ち、かつらと分かりやすくなるのです。
point
自毛とかつらの毛をうまくなじませて、スタイリングを!地肌が見えるのはNGです。
3.全かつらの浮き

すっぽり被るかつらにも、不自然に見える特徴があります。
それは、もみあげや襟足が浮いてしまっている状態です。
もみあげはフェイスラインに沿っていますが、フェイスラインから離れて浮いていると不自然に見えます。
もみあげに付けた両面テープが汗をかいて剥がれたりすると、もみあげのベースが浮いてしまうことがありますので、こまめにチェックが必要です。
また、襟足にも注意が必要です。 自毛でも長くすると、襟足の毛が浮いて見える場合があります。
サイズが合っていないかつらや、襟足を調整できないかつらは、浮いて見えやすくなります。
オーダーメイドでないかつらを購入する際は、ピッタリのサイズ確認ができる(試着等)ことと、襟足を加工できるかつらを選ぶと良いと思います。
襟足の毛が浮く場合は、スタイリング剤等でしっかり首にフィットした状態をキープできるようにすことも、ばれにくくする方法のひとつです。
point
かつらのつむじの位置は、実際のつむじ位置と同じでなくともイイ!
それよりも、スタイルが作りやすい位置の方がベター
4.決まりすぎたカツラの髪型(ヘアスタイル)

かつらやウィッグを本当の自分の髪のように自然に着こなしたい…
これはかつらユーザーなら誰しも願うことですよね。
その為にはちょっとした努力と工夫はとても大切です。
自毛ならちょっとした寝癖や乱れは気にしなくても、かつらの乱れは許せなくなってしまうのが人情ですね。
でも少し待ってください。
紳士服専門店の中高年向けのチラシやカタログを見ると、かっちりと一糸乱れぬ髪形をしたモデルさんたちがカッコよくポーズを決めています。
かつらではないの思うのですが、なぜかカツラっぽい…と思ったことはありませんか?
原因は「決まりすぎた髪形」です。
不安なあまりカッチリと髪型を決め過ぎてしまうと不思議と不自然に見えてくるものなのです。
本物のかつらやウィッグなら、なおさらです。
ではどうしたら自然にセットできるのか?それはブラシやくしでとかずに、最後は手ぐしで整えることです。
手ぐしなら人工的なラインではなく、自然な髪の流れが作れます。
point
いくら毛があったほうがいいといっても、程度が肝心。
自然に見えるようホドホドにしましょう。
5.かつらでは不可能なヘアースタイルがあります
生え際を全開にしてオールバック!・・という髪型も、正直かつらではむずかしい部分があります。
前髪が程よく残っている方でしたら、自毛を生かしてカツラとなじませながら装着することで可能な場合もあります。
ただ、前髪があまりない方は、生え際をキッチリと全開にするよりも、ソフトなバックスタイルがより自然なのです。
どうしても、髪を後ろへ軽く流すバックスタイルや、髪をちょっと上げて生え際を自然に見せる髪型を希望される方は、オプション仕様「ナチュラルフロント」によるオーダーメイド作製がお薦めです。
M型やU型の薄毛のように生え際が後退している方との相性が抜群、生え際をより自然に演出します。
レースタイプ、スキンタイプがありライフスタイルに合せてお選び下さい。(写真はレースタイプです)

point
境目が目立たないよう、自毛とかつらの毛をうまくなじませる。ご自身でいつも気配りをしましょう。
6.自毛を活かして部分かつら

かつらは初めてという方は、ご自身にはどのようなタイプのカツラが良いのか、 分からない、という方も多いのではないでしょうか。
カバーしたい気になる箇所は次のいずれかでしょうか?
1.額のみ(前部分のみ)
2.つむじ周辺のみ(頭頂部のみ)
3.額からつむじにかけて(前頭部)
4.全体的に薄い(揉み上げ・襟足も含む)
カツラの場合、額の生え際や揉み上げや襟足など、カツラと地肌の境界線を自然に見せる事がとても難しいです。
そのため、もし、気になる部分が上記の1・2・3のように、
ご自身の髪の毛(自毛)が残っているのであれば、揉み上げや
襟足のご自身の髪を活かして、気になる部分のみを
ピンポイントでカバーする部分カツラの方が自然な風合いで
仕上げる事ができます。
全カツラの場合、揉み上げや襟足部分を、カツラの
ベース素材にて再現するようになりますので、ご自身の
揉み上げや襟足の自然さから比較すると、どうしても
人工的になり、物足りない仕上がりになることがあります。
耳周りや、襟足の髪がしっかりある方は、自毛を生かした部分カツラが 絶対にお勧めです。
男性の場合、もみ上げや襟足の地肌が透けて見えるスタイルが多いので、 自前の髪の方がやっぱり自然なのです。
あとは髪色や髪質を合わせて、自毛と馴染ませたカットで仕上げれば 自然なスタイルになります。
部分カツラはピンや両面テープで固定して、夜はカツラを外してお休み下さい。
育毛とかつらの長持ちの為にも良ので、夜は自毛のケアとかつらの 休息の時間にあてて下さい。
point
カツラの毛は伸びないが、自毛は伸びる。定期的に自毛をカットして、かつらときちんと合わせましょう。
7.薄いカツラ(極薄かつら)
最近よくお問い合わせ頂くことの中で、「薄くて自然なかつら作れますか?」 というご質問がございます。
年齢とともに髪の量も少ないかつらが自然と、お考えになられる方が増えています。
本当に毛量の少なく見えるかつらはできるのか? 答えは『Yes』です。 オーダーメイドでお作りできます。
オーダーメイドの場合、かつらの部位によって毛量を変えることができ、毛色も 混ぜ合わせて作ることができます。
もちろん白髪も部位によって毛量を変えて作製できます。 かつらの毛量が少なくなると、かつらの網目が見えるのでは…。 このようなご不安もあるかと存じます。 ご安心下さい。
弊社が開発した「フリースタイルAirプラス」は本物の地肌から髪の毛が生えて いると見間違う程精巧な仕様となっており、この「フリースタイルAirプラス」を お付け頂ければ心配しなくてよいかと存じます。
かつらだけ若々しくて…、というご経験ございませんか? Withヘアショップのスタイリストといっしょに、自分にあった念願のかつらを作って みてはいかがでしょうか?
point
かつらの髪が退色したら定期的に染め直しましょう!
8.帽子感覚のかつら

かつらやウィッグは、髪の毛が付いている帽子だと考えたらいかがしょうか?おしゃれのためにちょっとかぶっている帽子なのです。気が向けば、形や色に少し変化を着けられます。身だしなみに気を使うための帽子なのです。
しかも、部屋の中でも取らなくてもよいものです!
帽子のかぶり方にも人それぞれです。
自分の頭に合った帽子をかっこよく決めて装着している人もいれば、ただだらしなくちょこんと乗っけている人もいます。
かぶり方(付け方)で、他人からの印象は全く違ってきます。
もちろん帽子でもかつらでも、嫌いな人やめんどくさい人はかぶる必要はありません。帽子やかつらをかぶる義務は、日本国にはないのです。かつらをかぶるかぶらないはご本人の自由です。
もし、ちょっとおしゃれにしてみよう、人前に出るときに身だしなみを整えるため使ってみようと思っている方にとっては、かつらやウィッグは帽子と同様に便利なものですよ!必要なときに使えるのですから!(お客様によっては、月に2.3回、遊びに行くときだけかつらを使うという方がいらっしゃいます!まさに帽子感覚!)
もし、帽子が風で乱れたらさっと元の定位置に直しますよね?かつらでも同じように、風で乱れたら直します。もしくは、ゆがまないようにあらかじめ気を配る必要があります。
帽子もかつらも、同じように、ご自分の髪の毛とは違います。何もつけてないときと全く同じというわけにはいきません。ただ、ちょっと気をつけていればいいだけの話です。帽子でもかつらでも着けているのだったら、ゆがんでないか、ちゃんとカッコよく装着できているのかチェックしながら使ったらよいのだと思います。
また、帽子だって、いつもかぶりぱなしで手入れをしないと、次第にヨレヨレになりだらしなくなります。不潔になり、臭いがするようになってきます。かつらもまた同じです。定期的にメンテナンスや手入れをして、カッコよく軽やかにかぶることができるのです。
帽子をかぶるようにかつらやウィッグを使ってみませんか?
point
かつらと自毛の白髪量を合わせて作りましょう。
9.かつらはご自分の髪の毛と違うもの

テレビで流れるかつらのコマーシャルの有名タレントのセリフを鵜呑みにして、「ハゲよ、さようなら」と、もしあなたが明日からかつらを付けた生活を始めるとしましょう。いきなり快適なかつらライフが送れるるとお思いでしょうか?答えは、「ノー」です。
「快適なかつらライフ」を送ろうとするならば、かつらは今までのご自分の髪と違うものだとはっきり理解した上で、かつらを扱う練習をしなければなりません。
”かつらはご自分の髪と違うもの”だということを、ご自身によく言い聞かすことが出来て初めて、「快適なかつらライフ」をエンジョイできます。
ご自身の考えの切り替えをしないで、いきなりかつらライフを始めれば、かつらを付ける以前の生活と一緒でないと戸惑い、不満が充満し、あとはかつらがバレないかとびくびくしたり、着けることにストレスが蓄積してきたり、ただただ大変な「かつらライフ」が待っているだけです。
ご自分の髪の毛(自毛)の場合でも、風が吹けば乱れますし、帽子をかぶればボリュームがなくなり帽子の型がつきますし、ぬれればヘアスタイルも崩れます。かつらも同じように、髪の毛が乱れたり、型がついたり、ヘアスタイルが崩れるものなのです。
自毛が乱れたら、クシやブラシでとかしたりドライヤーでセットするわけですが、かつらでも同じように手入れをしなければいけません。あと、自毛よりも頭髪に少し気を使う必要があります。
自毛の場合は、髪が逆立っていても、とんでもない寝癖がついていたとしても、それはひとつのヘアスタイルだと、少々おかしくても納得できるものです。将棋の羽生名人のデビューの頃が良い例です。
毛が逆立っているのが彼のトレードマークだったのですが、若さもあってご愛嬌ととれました。しかし、かつらが取れかけて、前がパカパカ浮いたり、ずれて傾いていたらシャレになりません。かつらを正しく装着していれば問題ないのです。
かつらは決してご自身の髪の毛と同じように扱うことは出来ません。かつらはかつらの扱い方があるのです。あくまでも自毛とは違うという意識をもってかつらを扱えば、「快適なかつらライフ」が送れるのです。
point
髪のカール具合は、かつらと自毛で統一しましょう。
10.生え際をさらしてませんか?

オールバックは、昔から定番のヘアスタイルの一つです。 しかし、かつらでオールバックにするとなると、ちょっと工夫が必要になってきます。
かつらにとって、額、こめかみ、揉み上げなどの生え際が、自然さを出すのが一番難しい箇所なのです。
前頭部をカバーするタイプのかつらの場合は、あまり生え際を目立たせると、その分、自然に見せる難易度が高くなります。
今は生え際を自然に見せるタイプの製品もありますが、それでもピッチリと額を撫で付けるのではなく、 フワッと立ち上がらせながら後ろに流すスタイルが自然でオススメです。
額にパラッと前髪が少し落ちた程度にすると、更に自然度がアップします。
鏡の前で自然に見える加減を研究してみると良いでしょう。
また、装着した時に、額から急にたくさんの毛が生えているように見えるかつらは、避けて頂くと安心です。
人の髪は、生え際の先端の方は毛がまばらで、奥(頭頂部側)に向かってだんだん濃くなるように生えているものです。
かつらの場合も、先端から少しずつ毛量が増え、グラデーションになっていると自然です。
point
額を出すヘアスタイルは、生え際を軽くぼかすくらいが丁度良いです。
11.揉み上げが不自然になってませんか?
揉み上げの自毛の状態によって、最適なかつらの形状も違ってきます。
揉み上げに自毛がある方は、そのまま自毛を活かし、前頭部や頭頂部、後頭部のみをカバーする形のかつらを使います。
(こういった頭を部分的にカバーするかつらのことを、ウィズでは「部分かつら」と呼んでいます。)
揉み上げに自毛が無い場合は、かつらで揉み上げを作ります。
「9.髪の癖は、かつらと自毛で統一する」でご紹介した「全かつら」の他、部分かつらでも揉み上げまでカバーする
タイプのものがあります。
揉み上げをかつらで作る場合は、揉み上げ部分のベースネットがめくれない様に注意が必要です。
ベースネットとは、かつらの髪が植わっている生地のことです。
一般的に、かつらの揉み上げには銅線(フェイスラインに沿ってベースネットをフィットさせるための金属)が入っていて、
めくれない様に配慮されているものがほとんどです。
ただ、骨格や自毛の残り具合によっては、どうしても揉み上げが浮きやすいことがあります。
特に、暑くて汗をかいている時、忙しく動きまわっている時は髪の乱れに気付きにくいです。
いつもよりこまめに鏡をみて、揉み上げのチェックをしましょう。
また、普段から揉み上げが浮きやすいかな、と感じる方は、両面テープでしっかり留めておくなどして、 安全策を講じておく事をお薦めします。
point
揉み上げ部分は鏡でこまめにチェックしましょう。
12.かつらの毛量は年齢相応になっていますか?

歳とともに、人間、老化してきます。
シワ、シミ、タルミ。。。 嫌なものです。
同じように、つやつやとして張りのあった毛も、年齢と共に艶が落ち、少しずつ弱々しくなってゆきくものです。
身体全体が、年相応にバランスよく年を重ねてゆくのです。
まあ、自然の摂理なので仕方ありません。
たまに、そんな年齢を重ねた顔の上に、年齢に似合わないボリュームのかつらを使用している方がいます。
同年代の人は、それなりに薄くなり白髪も混じりってきているのに、一人だけでフサフサ・ツヤツヤ・クログロという風に。
それではかえって、目立ってしまいますよね。
長年のカツラ愛用者で、ずっと同じ毛量で作り続けている内に、実年齢に合わなくなっていたという場合が結構あります。
かつら作り直し時に、前と大きな変化があって周囲の人に気づかれては困るということで、実際、何十年も同じヘアスタイルをされている方が、結構いらっしゃいます。
白髪も入れず毛量も若いときのままというのでは、顔と頭があっていないので、本当はおかしいと思います。
年齢相応の髪型にするということは、自然なかつらの条件の一つです。
同年代の俳優さんや有名人、または身近な人を観察して、年齢にあったほど良い毛の量を研究してみましょう。
point
自然なかつらが欲しければ、年齢相応のものをオーダーしましょう。
誰だって、歳はとるのです。
13.かつらにかつらが必要というような状態ではないですか?

かつらは消耗品です。
使っているうちに、かつらの毛が引っ張られて毛が抜けることもありますし、接合部分がほつれたり、コーティングしている部分が劣化したりします。その際に、カツラの毛が脱毛してくる場合もあるのです。
早いうちに増毛やコーティング部分などの補修をすれば良いのですが、中にはそのまま使い続け、どんどんかつらの脱毛が進んでかつらのベースが丸見えになってしまっている場合があります。
かつらから毛が抜けて、コーティングや生地部分がむき出しになってしまっているのを、目立たないようにと黒マジックで塗ったりする方もいらっしゃいます。
脱毛部分を隠す為に分け目を変えて残った毛をバーコード状態にしてかつらの抜け毛を隠そうとされた方もいらっしゃいました。
ひどい場合は、そのままベース生地をさらしたままになっておられる方もおられました。
これでは、何の為のかつらかわかりませんよね。
かつらの上に、もう一つかつらが必要な状態になっています。
せっかくのカツラなんですから、適切な時期に修理に出して本来の形で、かっこよく着こなしたいものです。
ベース生地の部分が劣化してほつれたり、かつらからの抜け毛がひどかったり、2?3年して毛に力が無く毛質が明らかにわるくなってきたらかつらの寿命です。
修理しても、もとには戻らないこともあります。修理は修理であり、新品とはならないのです。
そんなときは、買い替えの時期と考えましょう。
point
かつらは、ちゃんとしたものをかっこよくかぶって、初めて意味があります。
修理や買い替えにも時間が必要なので、早めに対処を考えましょう。
14.毛先がちりちりになってませんか?

人工毛のかつらでは、毛先からチリチリと縮れてくる「ピーリング」という現象がおこることが多々あります。
人工毛は化学繊維なので静電気に弱く、毛が縮れる原因になります。
髪をとく時に引っ張られて、伸びた繊維が元に戻ろうとした際にうまく戻ることができない。そういうことを繰り返すうちに縮れてしまうのです。
自然の髪には起こらない現象です。人工毛ではこれを放っておくと不自然に見えます。
ほんの少しなら、毛先をカットすれば大丈夫ですが、全体に縮れてくるようなら、買い替えの時期です。
point
人工毛のデメリットの一つは縮れ。毛先の縮れは不自然なので、毛先をカットしたりして取り除きましょう。
15.装着位置は大丈夫ですか?

額の広さは、年齢を重ねるうちに広くなっていくのが自然です。
長年かつらを利用されている方で、生え際でのかつらの装着位置が何年立っても20代のままという方がいらっしゃいました。
長年その位置でつけているので本人としては落ち着くのだそうですが、年齢から考えるともう少し額を広く取った方が自然に見えます。
逆に20代など年齢が若い方なら、ある程度額が狭い方が自然です。額が広過ぎると、せっかくかつらをつけても、実年齢よりも老けて見られてしまいます。
装着位置は年齢に合っているか、今一歩、鏡を見ながら考えてみてください。
また、新しくかつらをオーダーした時は、スタイリストさんと相談して装着位置が決まったら、「眉毛から指4本分の位置」などと覚え易い方法で記憶して、毎回その位置で装着するようにしましょう。
正しい装着位置でないと、ピンなどの留め位置がずれたり、脱毛部分をカバーできなくなる場合があります。
また、他人から見ても何だか変てこな髪型と思われる恐れもあります。
なんとなくつけていると知らず知らずに癖がでて、装着位置がずれてきたりするものです。
納品時にスタイリストさんと丁度良い付け位置を再確認し、できれば写真などとっておくと朝の装着時の参考になります。
また、御家族など自分以外の人に定期的にチェックしてもらい、位置を確認してもいいのではないかと思います。
point
かつらの付け位置は、適正な場所に。いくらカツラ自体が良くても、付ける位置で台無しになります。
16.襟足部分が浮いていませんか?

全頭タイプのかつらで注意が必要なのが、襟足です。
ロングヘアーの場合は、髪で隠れてしまうので心配ないのですが、男性の短髪の場合は、揉み上げ同様、浮いたり、めくれない様に注意しましょう。
先日、郵便局の窓口で見かけたのですが、全頭かつらを装着している方がいらっしゃいました。
なぜかつらとわかったかといいますと、襟足が浮いていて、襟足のところにかつらの下から自毛が見えていたのです。
髪が2段階になっていて、なんとも奇妙に映りました。
見上げた際、または首を前に曲げて下を見た際等に、かつらの襟足はめくれ易いので、注意しましょう。
少し襟足を短くカットしてもいいかもしれません。
また、髪をシャンプーして乾かすときに、襟足を抑え気味にセットするといいでしょう。
頭頂部は薄くかつらが必要な状態でも、側頭部から後頭部には毛量がかなりあるというような方は結構いらっしゃいます。
小まめに自毛の襟足部分はカットして、後ろ部分をかつらの襟足だけにするというようにするといいと思います。
めくれ易い場合は、カツラを次につくるときには、全頭タイプのかつらでも後ろ側のサイズは小さくして作製し、自毛を見せるようにするとかの改善してもいいかもしれません。
襟足部分が自然に見せるにはどうしたらよいのか、いずれにしても美容師さんと相談してみてください。
point
全かつらでショートヘアの場合、襟足が浮かないように気をつけましょう。
17.かつらの髪が異様に光っていませんか?

つやつや、ツルツル、変に光っている。
若い女性ならともかく、中年男性なのに髪にあまりに美しすぎるツヤがあったとしても、周囲の人から褒められないと思います。
褒められないどころか、なにかがおかしいと思われてしまうかもしれません。
このテカリは人工毛によく見られる現象です。 人工毛の黒光りは、自然からほど遠いです。
人工毛というのは化学繊維ですから、表面が滑らかなんですね。
それで、光りを綺麗に反射して不自然につやつやと光るわけです。
人間の毛はキューティクルがうろこのように覆っていて、光が乱反射するので、 どんなに綺麗な髪の方でも、人工毛のようには光りません。
知り合いの男性で、黒くてつやつや光った、「いかにも人工の毛です」とう方がいらっしゃいます。
(知り合いには知り合いで、おかしいとは言いにくいものです。私がかつら屋さんと知っているこの彼との共通の知人(複数)は、早く彼に指摘してと私に言ってきます。私は言うべきでしょうか?)
やはり、自然さから言えば人毛の方が優っているようです。
point
人工毛はあくまで人工で、本物の毛ではありません。限界があると思います。自然さを求めるなら、人毛だと感じます。
18.ツーブロックスタイルになってませんか?

ちょっと前に流行ったスタイルに、ツーブロックスタイルというのがあります。
長めの髪で、サイドおよびバックを刈り上げたところを覆うようなスタイルです。
頭の横の部分、耳から上に向かってバリカンで刈上げ、頭の上の部分の髪は耳まで伸ばしておき、刈上げた短い髪の上からかぶせるのです。
かつらの方で、これに似たスタイルになっておられる方を時々みかけます。
かつらで覆われていない自毛の部分を散髪で切りすぎて、もしくは、自毛の部分が薄くなりすぎていて、髪の毛が長い部分と短い部分の2つのブロックにきっかり分かれているのです。
かつらの毛密度と違いがありすぎで、ばればれです。
かつら作成時に、自毛のもみあげからこめかみまでの部分が既に薄くなっていたら、カツラの形や髪型もよくかつら屋さんの担当者と話し合って、そこをカバーするものをオーダーして下さい。
また、定期的な自毛のヘアカット時にも理容室の担当者には、かつらを使用している旨を話して切り過ぎないよう注意してもらってください。
point
「短く切ったなら、3ヶ月分ヘアカット代が浮かせられる!」などは考えずに、まめにカットに行きましょう。
19.かつらの襟足がハネていませんか?
ひよこのしっぽのようにピョっとはねている方がいます。
多分、かつらをタンスやテーブルにポンと置いて保管されて、型がついたのではないかと思います。
平面なところにかつらを置いていると、端っこの方は曲がってしまいます。
そのままかぶってしまい、鏡でチェックできない後ろの方が、はねたまま一日中過ごしてしまうということが起こり得るのです。
子供が寝癖でピヨっとはねているのはカワイイです。
しかし、自毛との境目がはねているカツラの大人はカワイクナイです。保管方法をチェックしてみてくださいね。
point
かつらは、形を整えるため、なるべくカツラ置き台で保管しましょう。また、見えない後姿も、たまにはあわせ鏡でチェックしてみましょう。
20.ありえない髪型になってませんか?

たまに変わった髪型をした人をみかけます。
思わず見てしまい、目が離せないことがあります。
例えば、9:1の髪型をされている方。
薄さを気にしているのか、サイドの髪を伸ばして、よいしょっと端から端までもってきている方を遠目で見たことがあります。
そして、このような方がカツラにするという場合、今までしていた髪から変化してしまうと目立つので、同じスタイルでカツラを作ってと要望されることがあります。
やめた方がいいように思います。
不用意に注目を集めるような髪型を、わざわざカツラでする必要はないと思います。
珍しい髪型は、どうしても目が追っかけてしまうのです。おかしな髪をしていること自体が目立ちます。
かつら使用前後に髪型が変化がないということより、新しい髪型がおかしくないということを重要視してください。
point
かつらは自然であることが一番大事です。ちょっとくらい髪型が変化するとしても、一般的な髪型でかつらをオーダーしてください。
21.ヘルメットみたいな髪型になってませんか?

髪に動きがなくガチガチなヘアスタイルの方。
これは、人工毛の方にありがちです。
人工毛は、セットの必要がなくて簡単というメリットもありますが、裏を返すと髪に自然な動きがなく、カッチリと固定された髪型になっていて、なんだかカツラっぽいなという印象を与えてしまいます。
動きが感じられずに、なんだかズーンと重いのです。
無風の屋内で鏡を使ってチェックしていたとしても、自分では気づかないかも知れません。
しかし、そよ風が吹いている屋外で、微動だにしない髪はおかしいのです。
point
少しの手間を考えても、自然さから言えば人毛の方がいいと思います。
動きがあるヘスタイルにしましょう!
22.かつらのフロント部分が風が吹いてめくれあがったりしていませんか?

かつらの方は、風の日を嫌がります。飛んでいったらどうしようと思うからです。
私どものお店に来られたかつらのお客様で、ちょっとびっくりすることがおこったと言って来られた方がいらっしゃいます。
このお客様、固定するピンや両面テープをフロント部に普段は使っていなかったそうです。
しかし、ある風がものすごく強い日に、下から吹き上げた風でフロント部がペロンとめくりあがるという事態に遭遇してしまったとのことでした。
幸い、周りには誰もいなくセーフな状態だったそうですが、かなりあせったとおっしゃっておりました。
普段はこめかみのところでピン固定しているだけで十分で何の不安も感じなかったそうですが、やはり、このような風の強い日には万全を期して準備して出かけたほうがいいと思います。
そういう状況の日には、フロント部正面にしっかりテープやピンで固定しましょう。
また、風の日は髪が乱れて不自然になりがちです。手櫛でといて、鏡でちょくちょくどういう風にかつらがなっているかチェックしましょう!
人工毛は、セットの必要がなくて簡単というメリットもありますが、裏を返すと髪に自然な動きがなく、カッチリと固定されていてカツラっぽい印象を受けます。
point
人生、いつ何が起こるかわかりません。風の日は、いつもよりしっかり目にかつらを固定しましょう。
23.かつらの毛密度が薄すぎませんか?
確かに、ひどく多い毛密度はバレバレです。
ある程度の年齢になってきたら、ちょっとくらい薄めの毛量でかつらを作ったほうが自然です。
といっても、あまりに毛量が薄すぎるというのも考え物です。
毛量が薄すぎて、かつらのベース生地の網目がはっきり見えるようなかつらを作るのはいけませんね。
ベース生地が地肌に近い色ツヤのものなら別なのですが、網目がくっきり見えるようなものはNGでしょう。
やはりバランスを考えて、適度な密度にしましょう。
point
薄くするにしても、ほどほどの密度を選びましょう。どうしても毛密度を薄くしたいなら、ベースの生地は肌に近い色ツヤのものを選びましょう。
24.人工毛かつらで水しずくがはじく状態になってませんか?

人工毛は化学繊維です。
雨がふったときなど、水をどうしてもはじいてしまいます。
また、水滴がまるまって不自然に髪の毛にくっついていたりします。
自然な人毛ならば、水は髪の毛にしみこんでいって、はじいたりしません。
黒光りをした髪の上に水玉がのっている状態は、異様に感じられます。
しかし、急に雨が降り出した、しかも傘なんてもってない…。こんなことは、よくありそうなシチュエーションです。
とにかく、水にぬれないようにしてくださいとしかいいようがありません。
point
しつこいようですが、人工毛には限界があります。人毛の方が雨でも自然に見えます。
25.かつらの端の部分だけが汗でびっしょりとなってませんか?

汗っかきさんが部分カツラをかぶっている場合にありがちなのですが、夏の暑い日にたくさん汗をかき、その汗がカツラからしみだして、中途半端なところだけ汗でぬれているということがあります。
訳を知らない他人にはとっても不思議に見えると思いますが、頭の中間部分だけが、なぜだか一周ぐるっと汗でしっとりぬれていのです。
このような汗っかきの方は、汗取りのためにガーゼ等をカツラの中に忍ばせておいた方がいいと思います。
point
たくさん汗をかきそうな日は、カツラにガーゼ等を入れて快適に過ごせるようしてください。
まとめ:かつら疑惑とは・・・
いかがだったでしょうか?
かつらではないか?という疑惑の目で見られるポイントはいくつか挙げることができます。
・髪のボリュームがありすぎてバランスが悪くかつら疑惑となる
かつらでいつまでも若々しくいたいと、ボリュームのあるヘアスタイルを好まれる方がいらっしゃいます。
しかし、年齢相応に添わない髪型でボリュームが多すぎるとかつらっぽく見えてしまうことがあります。
同世代の男性の髪量と比較しながらバランスの良い毛量を選ばれることをお薦めします。
・額の生え際の髪の量が多すぎるためにかつら疑惑となる
かつらの髪型でオールバックのスタイルを選ばれると、不自然に見えてしまうことがあります。
額の生え際は徐々に髪の量が多く増えるのが自然ですが、いきなりフサフサの生え際でスタートすると、バランスが悪く不自然に見えてしまいます。
できるなら、オールバックの髪型は避けて、額の生え際を少し隠れるようなスタイルを選ばれることをお薦めします。
・年齢のわりに髪の色が黒々と若々しすぎるためかつら疑惑となる
年齢に合わない髪色でかつらっぽく見えてしまう場合があります。
同世代の男性なら白髪が合ったほうが自然に見えるのに、黒々としてナチュラルさに欠ける事があります。
白髪を年齢相応に混ぜたかつらを付けることで、リアルな風合いを演出することができます。
・髪型がいつも同じで不自然に見えるためかつら疑惑となる
キッチリとしたいつも同じヘアースタイルのためにかつらっぽく見えてしまうことがあります。
かつら自体の髪質が人工毛の場合、スタイルがかっちりとセットできていてお手入れが簡単というメリットがあるのですが、
髪に動きがなく、いつも決まりきったヘアースタイルでかつらっぽく見えてしまいます。
人毛のかつらを選ばれて、ヘアースタイルを定期的に変更することをお薦めします。
当社では、多くのお客様にかつらを通してヘアースタイルのおしゃれをして、若々しく過ごして欲しいと願っています。
かつら疑惑が気になるという方は、当ヘアサロンのスタイリストまでお気軽にご相談下さいませ。
ヘアースタイルのご希望を伺いながら、より良いかつらスタイルのご提案をさせていただきます。
この記事『ばれやすいかつらとは?付ければOK♪ではありません』は、かつら取扱い歴20年以上のウィズのスタッフが執筆しお届けしています。
かつらと気づかれないための工夫やテクニックを解説しています。
カツラがバレないか?不安がある方は自然に見せるポイントを是非ご覧下さい。
▼『バレない男性かつらとは! 【装着のポイント厳選25箇条】』へ。[ 著者:かつらウィズ ]
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