無毛症・乏毛症の男性向け医療用かつら

無毛症とは、本来は生えるべき場所の毛が生まれつきない状態を指します。

無毛症では、本来あるべき部位に髪や毛がない状態となります。例えば、生まれつき毛髪がみられない場合もあります。 毛の失われる部分も毛髪のみであることもあれば、全身の体毛が失われることもあります。

同じく毛が少なくなる状態を表現する言葉として脱毛症があります。脱毛症は、一度は毛が生えてくるものの、その後、後天的な要因で失われる、ということから無毛症とは区別されます。

日常生活に支障があるようでしたら医療用かつらを利用して、生活の質QOL（Quality of Lifeクオリティ・オブ・ライフ）を向上することをお薦めします。

女性向け医療用ウィッグをお探しの方は、『無毛症（乏毛症）の女性向け医療ウィッグ』をご覧ください。

全カツラとは頭のほぼ全部を覆うために使用するカツラ

脱毛部位にもよりますが、小さな脱毛の症状ならば、髪の毛を伸ばして上からかぶせるなど、ヘアスタイルを工夫するとで隠すことができます。
かつらを使用するという場合は、『全頭かつら』をオーダーすることをお薦めします。
全カツラとは頭のほぼ全部を覆うために使用するカツラです。フルウィック、全カツラ、全ウイックと呼ばれているものも全頭かつらの部類です。

自然につけこなすコツは、髪を短く切り過ぎない事

女性の髪型のようにある程度髪の毛が長い場合にはなんの問題もないのですが、男性の髪型のようにもみ上げやうなじ部分を刈り上げるような髪型は、かつらで再現することは難しいです。
かつらの髪型の場合は、少し毛が伸びたかな？ぐらいのヘアスタイルが自然です。
全頭カツラを自然につけこなすコツは、髪を短く切り過ぎない事です。

医療用かつらと一言でいっても、用途は様々です。

男性の場合、女性と違って坊主頭にして過ごされる、というケースも 少なくないのではないでしょうか。
それでも、ウィズには多くの男性のお客様がいらっしゃいます。
かつらは加齢による薄毛の男性が使用するだけのものではないのです。
お仕事的にスキンヘッドだと支障がある、という方もいらっしゃいます。
また、会社の社長様など、社会的地位の高い方になると、色々と 周囲に気を使わなくてはならないので、それならかつらにして しまおう、というケースもあるようです。
中には自然でまったく年寄りくさくなくなるので、プライベートでも引き続き着用するよう奥様から言われている、とお話くださった 方もいらっしゃいました。
その言葉をお聞きして、なんだかかつら屋さん冥利につきるな、と 嬉しかったのを覚えています。