
かつら・ウィッグの髪が抜ける原因
カツラの髪が抜ける原因には色々あります。最も多い例として、経年劣化によって髪が抜けるという状態です。
髪が抜けるその他の原因として、髪を強く引っ張ってしまうことがあります。
ブラシで髪を梳く時などに強く引っ張ってしまうと、髪の根元とベースが傷み、抜け毛の症状を起こしてしまいます。
女性向けロングスタイルのウィッグなど、髪が長めの髪型のカツラの場合は特にそうですが、、いきなり髪の根本から梳かすのではなく、髪の毛先部分を先に梳いて、十分に絡みをほぐした上で、できるだけ負荷がかからないように、丁寧に髪の根本を梳かしてみて下さい。
また、クシの歯やブラシの先端の間隔が狭い道具ではなく、くしの歯先やブラシの隙間が広いタイプの梳かすことをお薦めします。
クシの歯やブラシの先端の間隔が狭いタイプの場合、髪の毛を梳かすときに摩擦抵抗が大きく、髪も絡みやすくなるため、髪が強く引っ張られて抜け毛となってしまいがちです。
カツラの髪は強く引っ張っても痛くないので手加減が難しいですが、ご自身の髪を梳くように、やさしく丁寧に扱うことをお薦めします。
カツラ(ウィッグ)に脱毛が起きた場合、増毛修理が可能です。しかし、髪が植えてある土台のベース布地が傷んでしまっていて、髪が抜けるというのであれば、カツラの交換時期といえます。
カツラに残った汗の成分に注意
お客様の中でも、スポーツ等で汗をたくさんかかれる方や、汗かきで
汗が溜まりやすい部分の抜け毛が見られる場合があります。
汗の酸が、カツラの髪のたんぱく質を壊してしまい、切れ毛や枝毛の原因に
なるのです。
すべてのお客様に起こることではないのですが、汗の性質や量、
お手入れの状況にもよるようです。

汗による脱毛を軽減する方法
1.汗が直接ベースにつかない様に、ガーゼやキッチンペーパーなどの
汗取りできるものをカツラの下に一枚はさんで装着する。
2.毎日、よく絞った濡れタオルで、カツラ裏側のベースをよく拭いて、汗の成分を
すっきり取り除く。
3.汗をたくさんかいた時には、シャンプーをして、特にカツラ裏側のベースを
よく泡で洗う。
4.スポーツなどの、汗をたくさんかく場面では、なるべくタオルや帽
子などを活用して、カツラは着けない。カツラは運動が終わってから装着する。
5.上記のようなケアで軽減できない場合は、人毛ではなく、
化学繊維の人工毛のカツラを使用するという手段もあります。
人工毛は、人毛と違って化繊でできておりますので、汗の成分で劣化して
脱毛するということがありません。
ただ、人工毛の髪の質感が天然の人毛とは少し異なりますので、自然さからいうと人毛の
方が優ります。
また人工毛は使っていくうちに毛先のチリつきなどもでますので、両方の
メリット、デメリットを考慮してご選択頂くようになります。詳しくは『かつらの髪質…人毛・人工毛 比較表』をご覧ください。
カツラをシャンプーする際は、汗の成分が髪に残らないようにしっかりと洗い流しましょう。詳しくは『かつら(ウィッグ)のシャンプー方法』をご覧ください。
