大阪･城東２ウィッグ店　店長プロフィール

初めて来店されたお客様に接する時はどんなことを心がけていますか？

部分ウィッグを作られる方はご自分の髪の毛が伸びてくると、そのカットにいらっしゃることが多いです。

スタイルにもよりますが、1カ月半～２ヶ月くらいのペースでしょうか。

フルウィッグの方の中には、パーマをかけてみたかったと言ってお渡し後すぐに再来店されることがあります。

スタイルの変化を好まれない方は、ウィッグの修理やメンテナンスが必要になるまで、大切に使っていただいているようです。




結婚式に出席するので洋服にあわせてウィッグもセットしたいと相談にこられることもあります。

長さによってはアップスタイルにできないこともあるので、その場合は内巻きにして整えたりしています。

一度、新婦さんご本人のウィッグを結婚式用にセットしたことがあります。

長くウィッグをお使いの方で、普段はショートボブスタイルですが、修理に出そうとしていたウィッグをあえてロングに増毛し、ドレスにあわせたアップスタイルを作ったのです。

結婚式当日にそのウィッグをお使いになり、翌日からはまたいつものショートボブのウィッグに。

ご本人は「まさかウィッグでアップスタイルができるとは思っていなかった！」と、とても喜んでいらっしゃいました。

その結婚式用にセットしたウィッグは、次のご来店時にお持ちいただき、いつものスタイルにカットしなおしてお使いになられています。




ウィッグでセットなんてできない！と思っていらっしゃる方が多いようです。

部分ウィッグの方はご自身の髪とあわせてセットできますし、女性用フルウィッグの場合は特にどんなことでもできるのではないかと思っています。

「レミーヘア」というキューティクルを残した人毛のウィッグではパーマもカラーも自毛の方と同じようなニュアンスでスタイルを作ることができます。

スタイルは変えたくない！と思っている方も多いですが、２つ目のウィッグを作る方には敢えてスタイルを変えてもよいのでは？とご提案しています。

同じようなスタイルでウィッグを作ったとしてもやはり全く同じには仕上がりません。

その小さな変化も気にされるのですが、いっそパーマをかけたり、長さを変えたり、「変わったね！」と目に見える変化と一緒に新しいウィッグを使い始めるのもいいのではないかとお話しすると、「そういう手もありますね！」と、そうされる方もいらっしゃいます。