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かつらよくある質問・Q&A
 

かつら・ウィッグ
よくある質問・Q&A

よくある質問
Q&A

Frequently Asked Questions

Ⅰ.かつらの基礎知識

よくある質問Q&AⅠ-1.かつらって、どのくらいの期間 使えるの?長持ちさせるコツは?

皆さんの中には「かつらをひとつ買ったら一生もの」と考えていた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実はかつらも洋服や靴と同じように使用していくうちに痛んでゆく、消耗品なのです。毎日1つのかつらを使用されている方なら、2~3年くらいが平均的な耐用年数とご案内しています。

例えば、靴も毎日はいていたら、「汚れる、伸びる、擦り切れる」ということが起こります。手入れをせずに毎日はいていたら半年と持たないでしょう。かつらも毎日使っていたらやっぱり消耗していくのです。

2~3年の年数でかつらの傷みが気になりだし、もう少し長く使うために修理をされたり、新たなかつらに買い替えをする、という方が多いように感じます。

①かつらの寿命はどのくらい?

冒頭でご案内致しましたように、かつらの耐用年数は約2~3年です。

ただし、この「2~3年」というのはあくまで目安にすぎません。

かつらの寿命は、

  • 装着する人の汗の出具合
  • 使用されている整髪料
  • 普段まめにお手入れされているか
  • どんな仕様で作成したかつらか

等々、様々な要素が絡み合ってくるので、実は一概に「○○年」というのが難しいのです。

一般的に、汗をたくさんかく方や、強めの整髪料を使用される方、お手入れをあまりされない方の場合、かつらのベースや植わっている毛の傷みも早いように思います。

また、自然さを重視してベース生地が薄い素材で作成したかつらの場合も、傷みが気になるのが早いでしょう。

例えば、生え際をより自然にするための「ナチュラルフロント仕様」は、フロント部分を極薄のレース、又はスキン素材で作成しますので、他の箇所より傷みが出るのが早いです。

傷んだナチュラルフロントレース

上記は、傷んできた「ナチュラルフロント仕様のレース」です。先端部分がほつれてきています。

傷んだナチュラルフロントスキン

「ナチュラルフロント仕様のスキン」は、とても薄い素材の為、このように破れが生じることがあります。

上記のように分かりやすい例以外になると、「かつらが傷んできた」と感じる度合いは、人によって様々です。

ほんの少しベース生地がほつれているのが気になってしまう、という方もいらっしゃれば、誰の目から見ても明らかな破損が出るまで大丈夫、と思って使用される方もいらっしゃることでしょう。

もっと言ってしまうと、「かつらの寿命」自体も、人によって「いつが限界と感じるのか」の考え方によって違ってきます。

修理が必要になったら、「そろそろ寿命かな?」と思う方もいらっしゃると思いますし、修理を重ねて長年使用されて、いよいよこれ以上は修理をしても無理そうだな、となったときに「もう寿命かな」と思う方もいらっしゃると思います。

(このページでは、便宜的に「かつらに修理が必要になると思われる年数」を「寿命」や「耐用年数」と表現しています。)

ちなみに、かつらの耐久度が金額と比例することはなく、金額の高いカツラの方が寿命が長いという訳ではありません。

かつらを長持ちさせたいというときには、かつらが傷みやすい箇所や、そうならないための方法をご理解頂くのが良いかと思います。

次章から、かつらの傷みは一体どんなところに出てきやすいのか、をご紹介致します。

②かつらの傷みはどんなところに出てくるの?

②-1.コーティング部分のひび割れ

かつらのベースの中で、一番傷みやすいのはベース裏のコーティング部分です。

コーティング部分の素材はメーカーによっていろいろありますが、コーティング部分にはビニール、ポリウレタン、ナイロン系などの樹脂が使用してあります。

コーティング剤を塗る理由は、主にテープや接着剤を留めやすくするためです。

また、人工皮膚の裏にもコーティング剤は使用されています。

はじめは柔軟性があり、ツルツルしてきれいなのですが、使い続けていると、1~2年で柔軟性がなくなり、硬化してきます。

そのうちひび割れが起こり、ひどくなると割れてバラバラ剥がれてしまいます。

ひび割れてしまったかつらのコーティング1 ひび割れてしまったカツラのコーティング2

劣化してボロボロになったコーティング部分(左)と、人工皮膚の裏(右)です。

②-2.かつらの毛が抜ける

かつらの髪の毛は、化学繊維でできたベースネットに結び付けたり、ウレタン樹脂製の人工皮膚スキンに接着して植えられています。

ベース素材が傷んで抜ける、スタイリングやシャンプーの時にかつらの毛を引っ張ってしまう・・・など、かつらの毛が抜ける原因は様々です。

その中でももっとも多い原因は、時間がたって人工皮膚部分が老朽化して毛が抜けるという場合です。

人工皮膚スキンの場合は髪の毛が植え込んである様にみえるので、一見抜けにくいように見えます。

しかし田植え状態にスキン生地に毛を刺して接着剤で留めているしているだけなので意外にもろく、抜けやすいのです。

(人工皮膚スキンの弱点を改良した、Withの人気仕様「フリースタイル。irプラス」でしたら、髪の毛はベース生地にしっかり植えられ、抜けにくい構造になっているのでお薦めです。)

かつらの脱毛した後

ウィッグの毛が抜けてくると、左の図のにベースが目立ってきます。増毛修理することで右の図のような元通りに近い状態にすることができます。

②-3.褪色する(人毛の場合)

人毛かつらは、お客様の髪色に合わせてカラーリング(染色)をしています。黒の毛色のかつらも、実は黒に染めています。

自毛をカラーリング(染色)をしたことがある方はご存知と思いますが、染めた髪は生活しているうちに色があせてきて、染めたばかりの鮮やかな色をずっと持続することは不可能ですよね。

人毛のウィッグでも同様に、カラーリングした髪の色はだんだんと退色してきます。

退色する前のかつら

こちらは、退色する前のかつらです。このかつらをしばらく使用していると・・・

退色したかつら

このように、毛色が明るく退色してきます。

こうしてかつらの毛色が明るく退色してきたら、かつらの毛をカラーリングすることで元通りに近い髪色に戻すことができます。

カツラの毛色やシャンプー頻度などによって個人差がありますが、カラーリングの目安は半年~1年に一度ほどです。

②-4.縮れる(人工毛の場合)

人工毛ウィッグやかつらで見られる現象で、毛の縮れ(ピーリング)があります。

使用しているうちに毛先が縮れてきて、ご自身の毛となじまなくなってくる現象です。

毛が縮れる理由は、摩擦による静電気や髪を梳かす際に毛を引っ張ることにあります。

これは、化学繊維(人工毛)独特の現象で、人毛の場合には起こりません。

人毛の場合は無理に引っ張るとある程度の時点で切れてしまいますが、化学繊維は少し伸びて引っ張る力に耐えようとします。

引っぱられて伸びた化学繊維はもとの形状に戻ろうとし、縮む力が働きます。

こうしたことを繰り返すうちにだんだんと縮れた毛がもとに戻らなくなってくるのです。

人工毛は色々な種類があり、メーカーや製品によって様々ですので、一概に同じとはいえません。しかしどのような毛であっても、一度縮れてしまったら人工毛は元に戻りません。

縮れ毛が少ない場合はカットすることもできますが、全体的に縮れてしまった場合は、人毛と違って不自然に見えますので使えなくなってしまいます。

縮れた人工毛

③.かつらが傷んで困った!そんなときは?

ウィズでは、カツラが傷んでしまったので直して使いたい!というお客様の為に、カツラの修理も積極的に承っております。

修理前のかつら

先程もご紹介した、ぴりぴりと破れてしまった「ナチュラルフロント仕様スキンタイプ」のかつらも、

修理後のかつら

修理をすることで、また安心して使っていただけるようになります。

もちろん、修理を依頼したら、新製品を薦められるというようなことはありませんのでご安心下さい。

また、With製カツラの修理だけではなく、他社製カツラの修理も取り扱っております。

ただし、あまりにも傷んでいるカツラの場合、物理的に修理することができずにかつら工場より戻ってくることや修理をお受けできないとお断りすること(全体の5%くらい)もありますので、ご了承下さい。

修理品の劣化状態により、修理後すぐに悪くなったり、他の部分も傷んで寿命となる場合もあります。また、作業工程上で修理品が破損する場合もあります。

修理代も大手カツラメーカーに比べて格安に設定していますが、使用年数が経っていて修理するよりも新調したほうが安くつく場合もあります。

④.予備のウィッグと併用することをお薦めします

1つのウィッグをずっと着け続けるよりも、複数のウィッグを交互に使った方が長持ちします。

また、ウィッグは消耗品ですので、長く愛用していると上記のようにウィッグを修理に出されることもあるかと思います。

修理ということになると、海外の工場へ送らなければならず、1ヶ月程、修理期間がかかってしまいます。

そんなとき、修理期間中に使う替えのかつらが無くて困った!ということにならないためにも、予備のウィッグを準備されることをお薦めしています。

更に人毛ウィッグの場合、半年から1年で髪の色があせてきますので、定期的な染色が必要になります。

そういった場合にも、替えのウィッグがもう一つあると、とても心強いかと思います。

   

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