カツラの劣化、なぜ傷むの？

かつらユーザー必見！取扱い上の注意点です

ウィッグをより良い状態でご利用いただく上で、日々の取り扱いがとても大切です。

毎日のかつら生活の中で、その人のお手入れ方法やシャンプー洗髪・保管方法やセット方法などにより傷み具合も変わります。

ウィッグについたチリやホコリ、汗や皮脂などの汚れ、使用している整髪料やヘアケア剤など、そのままにしておくと劣化する原因となります。

カツラが傷んだ症状として次のような事例が挙げられます。

●かつらの毛が抜ける（ウィッグの脱毛）
●カツラの髪が抜ける（汗による脱毛）
●ベース部分のひび割れ
●髪色が褪色する（人毛の場合）
●髪の毛が縮れる（人工毛の場合）　など

カツラの寿命はどのメーカーでも、毎日使うとして、おおよそ２・３年前後を目安と考えてください。もちろんメンテナンス方法の良し悪しによっても、耐用年数に差がでてきます。

また、金額の高いカツラの方が寿命が長いという訳ではありません。
髪質（天然人毛 or 化学繊維人工毛）によって耐用年数が大きく変わるということもありません。ウィッグを快適にお使いいただけるよう、かつらの劣化の要因を知ることは大切です。是非ご参考下さい。

予備かつら（ウィッグ）は必要です！

スペアかつらを準備することをお勧めします

かつらには寿命（2～3年）があり、長く愛用していくとかつらの修理も必要になってきます。修理の場合、海外の工場へ送らなければならず、１ヶ月ほど修理期間がかかってしまいます。予備のウィッグがあれば、修理期間中も安心です。

スペアかつら（ウィッグ）は、絶対に必要！！というわけではありません。
しかし、Withのお客様から「不慮の事故により破損してしまった！」「紛失してしまった！」と、慌ててご相談のお電話を頂くことがあります！

この他にも・・・

「タオルにくるんでいて、誤って洗濯機で洗ってグチャグチャに絡まってしまった」
「酔っぱらって、どこかに忘れてきてしまった・・・」
「タクシーに置き忘れてしまった」
「交通事故で、製品が破れてしまった」

理由は様々ですが、実際に多くの方々から「このままじゃ仕事に行けない」「かつらがないと外出できない」「学校に行けない」と、本当に涙ながらにご連絡を頂くことがありました。
万が一・念のために、予備のカツラをお持ち頂いていると安心です。

スペア製品には、こんなメリットがあります！

再来店の必要がありません

遠方の方、お仕事で多忙な方、育児や家事でお忙しいママさんに！　オーダーメイドの場合は、前回作成した型をもとにカツラを作成します。　型取りのためのご来店が不要なため、お引き渡し時の一回のご来店でOKです！

修理のお預け期間中も安心！メンテナンスも便利に！

前もって予備のカツラを準備しておくと、修理のために慌てて代わりのカツラを用意する必要が無くなるので安心です。　また、わざわざご来店頂かずに、ご郵送でカラーリングなどのメンテナンスも可能になります。

ウィッグの寿命も長持ち！

二つのウィッグを交互に使用することによって、一つあたりにかかる負担を和らげ、耐久年数も長くなります。

ひとつめのカツラを踏まえ、さらにグレードアップ！

製品の形状や大きさや、毛量・白髪量など、一つ目のかつらを使った経験をもとに、さらに改良することも可能です。　今困っていて改善したいお悩みなど、お気軽にご相談ください。より良い製品となるようにご提案させて頂きます。

予備のカツラと併用することをお薦めします

毎月の地毛カットのたびごとなど、定期的にウィッグを交換して、予備のカツラと併用することをお薦めします。

かつら（ウィッグ）の修理も受付けています

お気に入りのカツラを長くご愛用いただくために、修理補修も積極的に承っております。

かつら修理は、一つ一つ手作業で行ないますので、同じ製品や工程であっても、修理の仕上がり具合に多少の差が生じる場合があります。

また、あまりにも傷んでいるカツラの場合、物理的に修理することができずにかつら工場より戻ってくることや修理をお受けできないとお断りすること（全体の5％くらい）もありますので、ご了承下さい。

修理品の劣化状態により、修理後すぐに悪くなったり、他の部分も傷んで寿命となる場合もあります。また、作業工程上で修理品が破損する場合もあります。

修理代も大手カツラメーカーに比べて格安に設定していますが、使用年数が経っていて修理するよりも新調した方が安いという場合もあります。

カツラの寿命はどのカツラ会社でも、およそ３年前後を目安とお考え下さい。

詳しくは『かつら（ウィッグ）の修理補修』をご覧ください。

万が一に備えて予備の製品があると便利です

先日、自宅の洗濯機が壊れてしまいました。
いつものように洗濯機の設定をして、スタートボタンを押して、洗濯を開始したのですが、最後の脱水のときにウンともスンともいいません。
説明書を取り出し、脱水のみの機能があるようなので試してみましたが、それでも動きません。
しょうがないので、ビショビショの洗濯物を一枚一枚、手で絞ってから干していきました。
昔の人は洗濯のたびにこんな感じで干していたのかと思うと、頭が下がります。
ウィッグも、何らかのトラブルで使えなくなったということがあると、大変困ってしまいます。
実際にお客様でウィッグを紛失したという方がいらっしゃいました。
どういった経緯で紛失されたのか詳細はお伺いできませんでしたが、とても困られるたかと思います。
想像しただけでゾッとします。
ウィッグも、万が一に備えて、予備の製品があると便利ですよ。