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かつらの毛が抜ける(ウィッグの脱毛)交換タイミングとは?
かつら・ウィッグの毛はどうやって植えてある?
かつらは化学繊維でできたネットベースに毛を結びつけたり、樹脂でできた人工皮膚にコーティング剤で毛を接着して植毛しています。
人工皮膚は主に、分け目やつむじ部分に使用します。本物の皮膚のように似せて作っているので、ネットベースより自然に毛が生えているように見せることができるという、大きなメリットがあります。
その反面、人工皮膚はコーティング剤で接着してあるだけなので、毛を結びつけているネットベースよりも毛が抜けやすいというデメリットもあるのです。
人工皮膚同様の自然さは欲しいが、毛が抜けやすいのは困る…という方には「フリースタイル Air プラス」がお奨めです。
地肌は本物の頭皮のようにリアル。より自然な地肌・より自然な根元を可能にしました。
詳しくは、地肌の自然なカツラ!「フリースタイル Air プラス」をご覧ください。
かつら・ウィッグの毛が抜ける原因
カツラの毛が抜けるというのはいろいろ原因があります。もっとも多い原因は、時間がたって人工皮膚部分が老朽化して毛が抜けるという場合です。
ブラシなどで髪を梳く場合、いきなり根本から梳かすのではなく、根本部分を手でつまんで、毛先部分を先に梳いて絡みをよくとってから、やさしく根本からすいてください。
ハードスプレーなどで髪を固定しているのにも関らず、くしやブラシで梳くのも毛を強くひっぱる原因です。
ハードスプレーは毛先をロックしている状態ですので、当然梳くと、毛先がひっかかり、根本の毛は強く引っぱられてしまいます。
かつらの毛はひっぱっても痛くないので加減が難しいですが、ご自身の髪を梳くように、やさしく扱ってください。
かつらの毛が抜けてしまった場合、増毛修理が可能ですが、他のネットベースも老朽化して毛が抜けるようであれば、カツラの寿命といえます。ウィッグ交換タイミングのご検討をお薦めします。
他の原因のひとつとして、汗の酸が、カツラの髪のたんぱく質を壊してしまい、切れ毛や枝毛の原因に
なるということがあります。
お客様の中でも特にスポーツ等で汗をたくさんかかれる方や、汗かきで
汗が溜まりやすい部分が脱毛するケースがあります。
すべてのかつらユーザー様に起こることではないのですが、使用される方の汗の性質や量、ウィッグの洗髪やお手入れの状況にもよるようです。
カツラ・ウイッグを洗うとき、シャンプーにも注意
シャンプー剤によっては、脱脂力(油汚れを落とす力)が強すぎて、毛髪・ベースの両方が傷み・抜ける原因となっているものがあります。
カツラをきれいにするのにシャンプーをしっかり使い洗うことがなぜ悪い?と考える方もいるでしょう。
シャンプー剤は、汚れを取り去り、不快なニオイも除去してくれますが、一方で、シャンプーが本来の汚れを落とすという作用そのものが、カツラの毛とベースの樹脂や繊維の油分を取り除き、少しずつ傷めていっているのです。
カツラを洗う際は、ご自身の髪の毛を洗うとき以上に細心の注意が必要です。
洗浄力・脱脂力が強すぎるとカツラの毛・ベースを傷め、毛が抜ける原因にもなり、洗浄力・脱脂力が弱すぎると頭皮から出た皮脂を落とす事ができず、毛とベースを傷める事になり、嫌なニオイが残ったりするのでWithではかつらに最適なシャンプーをお薦めしています。
詳しくは、かつら(ウィッグ)のシャンプー方法をご覧ください。
予備かつら(ウィッグ)は必要です!
スペアかつらを準備することをお勧めします
かつらには寿命(2~3年)があり、長く愛用していくと次のような傷みや劣化の症状が出てきます。
その人のお手入れ方法やシャンプー洗髪・保管方法やセット方法などにより傷み具合も変わります。
●かつらの毛が抜ける(ウィッグの脱毛)
●カツラの髪が抜ける(汗による脱毛)
●ベース部分のひび割れ
●髪色が褪色する(人毛の場合)
●髪の毛が縮れる(人工毛の場合) など
カツラの寿命はどのメーカーでも、毎日使うとして、おおよそ2・3年前後を目安と考えてください。もちろんメンテナンス方法の良し悪しによっても、耐用年数に差がでてきます。また、金額の高いカツラの方が寿命が長いという訳ではありません。
髪質(天然人毛 or 化学繊維人工毛)によって耐用年数が大きく変わるということもありません。
長く愛用していくとかつらの修理も必要になってきます。修理の場合、海外の工場へ送らなければならず、1ヶ月ほど修理期間がかかってしまいます。予備のウィッグがあれば、修理期間中も安心です。
スペアかつら(ウィッグ)は、絶対に必要!!というわけではありません。
しかし、Withのお客様から 「不慮の事故により破損してしまった!」「紛失してしまった!」 と、慌ててご相談のお電話を頂くことがあります!
かつらWithユーザー様からお聞きしたエピソード
『ウィッグをタオルに包んで置いていたら、誤って洗濯機で洗ってしまい、髪がぐちゃぐちゃに絡まって使えなくなってしまいました。本当に焦りました!予備がなかったと思うとゾッとしました。30代・女性』
理由は様々ですが、実際に多くの方々から「このままじゃ仕事に行けない」「かつらがないと外出できない」「学校に行けない」と、本当に涙ながらにご連絡を頂くことがありました。
万が一・念のために、予備のカツラをお持ち頂いていると安心です。
予備のカツラと併用することをお薦めします
毎月の地毛カットのたびごとなど、定期的にウィッグを交換して、予備のカツラと併用することをお薦めします。
かつら(ウィッグ)の修理も受付けています
お気に入りのカツラを長くご愛用いただくために、修理補修も積極的に承っております。
かつら修理は、一つ一つ手作業で行ないますので、同じ製品や工程であっても、
修理の仕上がり具合に多少の差が生じる場合があります。
また、あまりにも傷んでいるカツラの場合、物理的に修理することができずにかつら工場より戻ってくることや修理をお受けできないとお断りすること(全体の5%くらい)もありますので、ご了承下さい。
修理品の劣化状態により、修理後すぐに悪くなったり、他の部分も傷んで寿命となる場合もあります。また、作業工程上で修理品が破損する場合もあります。
修理代も大手カツラメーカーに比べて格安に設定していますが、使用年数が経っていて修理するよりも新調した方が安いという場合もあります。 ウィッグ交換タイミングをご検討ください。
カツラの寿命はどのカツラ会社でも、およそ3年前後を目安とお考え下さい。
詳しくは『かつら(ウィッグ)の修理補修』をご覧ください。
この記事『かつらの毛が抜ける(ウィッグの脱毛)交換タイミングとは?』は、かつら取扱い歴20年以上のウィズのスタッフが執筆しお届けしています。
かつらウィズでは「髪を通して笑顔と自信を」を理念として、ウィッグをご提供しています。
かつらやウィッグでお悩みでしたら、お気軽にお問合せ下さい。
▼『笑顔と自信!ウィズの想い』詳細へ[ 著者:かつらウィズ ]